五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

歳を重ねる

2014年10月22日 | 第2章 五感と体感
自分がどんなに頑張っても、自分よりも歳を重ねている方々には叶わないな~、と思う事が度々あります。

その年齢にならないと解らないことがあるのです。個人差は勿論ありますが。

10歳、

20歳、

30歳、

40歳、

50歳、

60歳、

70歳、

80歳、

90歳、

100歳、

こうやって書いてみると、生きている可能性のある節目の年齢の後半であると思っていましたが、案外、まだまだ自分にとっての節目の年齢はあるものなんだな、、、と、思います。

昨日、御近所の方に駅のホームでばったり会いました。長い付き合いの御近所のお友達とコンサートに行かれるとのこと。
「私も後二年で、90になりますし。。。」と、ニコニコ微笑みながら仰いました。

健康の秘訣は、彼女のこの笑顔だなぁ~~
しみじみそう思いました。

勉強会の会場では、病気や怪我で手術した勉強仲間が集い、ここでもまた満面の笑顔で同じ時間を過ごしました。
皆さまの元気の秘訣は、やっぱりこの笑顔だな~~、と。

同じ時間を同じテーマで語り合い続けると、やはり年齢を重ねてきた分の経験の重さは明らかに違います。

かといって、
自分の経験を自分よりも若い人にアドバイスしたところで、人にはその時その時に体感する不安感があるわけで、自分の経験がもれなく他者の答えとなるわけではありません。自分と他者は、それぞれの答えを持った別の人間です。

「人の身体は神の神殿だ、」と、納得したのは、私自身が時を過ごし、学びながら自分自身の答えの出し方を受け容れられた時に、なるほどね、と、腑に落ちた時です。
他者から概念を教えられても、自分が体感して腑に落ちるには時間差があるのは当然のことでしょう。

でも、概念を知っているからこそ、腑に落ちたわけで、知識は自分の心身にとって大事なものなのです。

歳を重ねながら、「なるほどねぇ~~、還暦になるとこんなこと思うのね~」とか「古希になるとこんなこと感じるんだ~」、「傘寿の気持ってこうなんだ。。。」思いながら、いかなる環境に身を置いたとしても「歳を重ねる」という自分自身のフィールドワークを楽しむことができるようになっていたいものです。

自分自身を「よき計らい」で活かしてゆけばこその悔いなき人生であるかな、と。
息を引き取るときに初めて感ずる自分の終末は、最期の感受であり、自分が何を感受したいかという理想はありますが、その時になってみないと本当に解りません。

だからこそ、自らをよき計らえ、です。

「歳を重ねる」等というタイトルで書けるのも、まだ青臭い証拠であるかも、、、(笑)


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