五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

縄文の暮らし

2014年10月13日 | 第2章 五感と体感
台風一過。
たび重なる台風襲来で、自然の怖さを思い知る今日この頃です。

身近な所で土砂崩れや浸水の被害があると、近所を見渡し、安全か否かを確認したくなるのは私に限ったことではないと思います。
横浜は、細かい山が多く、山を切り崩した土地に住むことは当たり前。我が家も実家も山を造成した土地に家が建っています。
逆に先祖代々続いている住宅地は山の袂にあったりします。
もともと平地が広がる場所は、鶴見川流域であり、湿地や田んぼであったところが今は競技場や大きな施設が建ったりしています。

ここ数年、東京や横浜の身近な古墳や縄文の遺跡を散歩がてら歩くことを楽しみにしているのですが、縄文人が住んでいた場所に安全な感覚を抱くのです。
その頃海であった場所が現在は陸になっているところも多く、安定した台地に住む縄文人の暮らしは、色々な意味において安全であり、学ぶ事が多いのです。

その土地が安全であるか危険であるかを見極める為には、縄文の日本地図が役に立つんじゃないか、と真面目に思う今日この頃です。

ついでに縄文や弥生の暮らしを蘇らせて人の暮らしの原点に戻ると云うのも良いかもしれない、、、と、も思ったり。。。

食べる為に作物を作り、纏うために糸を作り織り、暮らす為に道具を作り、、、
あれこれと思いめぐらしてみると、現代に蘇らせるには、かなりの贅沢であることにも気付いたり、、、。

人の暮らしがシンプルであればあるほど、現代の私達にとっていかにそれが贅沢なことであるか、ということを考えると、あえてその贅沢さを追求してみたい、という情動にも駆られます。

縄文の暮らしを想いながら、今朝炊いた栗ご飯は、大変美味しうございました。
秋の実りを蓄えて、冬に備える暮らしがいつしか遠いものになっていたことにハタと気付いた台風一過の一日でありました。

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