五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

息子の母

2013年03月25日 | 第2章 五感と体感
男の子を育てる過程で、自然と親である私の情報収集力が長けてきつつ、そのうち子供から得る情報についての信憑性に疑いを持つことに馴れてきたように思います((笑))

娘がいようが息子がいようが、親の役割は変わりませんが、あれこれ喋らず情報伝達に著しい欠落の息子から得る情報をアテにしないこと、期待しない事を前提にする母親の心構えは、長年かけてすっかりと板についてきたように思います。

親に対する言語伝達を私自身が期待しなくなった頃から、私の心配する気持は随分軽減されました。

多分、その分、見えないところで信じる気持が強くなってきたのかもしれません。

「きっと、こんな感じで親子関係が継続していくのだろうな」という、気楽な気持ちに至ったお陰で、子の行動を深追いしない母に成長できたのかな、とも思います。

さて、
そんな情報伝達欠落息子の大学の卒業式が昨日ありました。もちろん卒業式の具体的な情報はインターネットで調べ、いそいそと出かける息子をニコニコと暖かく見送り、規模の大きな大学でありながら規模の小さな学部のお陰で最後の最後に教室入口でとっ捕まえて、写真を取ることもでき、まぁ、息子なんてこんなもんだ。。。と。私も随分、要領が良くなったものだと、自分を褒めつつ^^;。

確かに子供の存在は自分の生き甲斐ではありますが、その生き甲斐がもれなく自分の人生行程くっついてくるわけでもなし…。
かといって、そのことを他人からは言われたくなく、自分自身で掴んでいくものなのでしょう。

ありがたいことに、学校というフィールドで仕事をしることで、娘のような生徒さん方、そして娘を育てるお母様方との交流は、私自身の成長を促して頂いております。
複合的な生き甲斐が折り重なりながら日々生きていることも、私らしさであるのかもしれません。

兎にも角にもピリオドを打つことができた子育て行程に合掌し、千鳥ヶ淵の満開の桜を愛で、神楽坂でお腹いっぱい食事をし、帰路についた一日でした。勿論、息子抜きです((笑))。しかも、未だ帰らずですが、^^;。

あとは、社会人一日目に、にこにこと送り出すのが私の最低限で最高の愛のしるしであろうか、な?。

クリック応援お願いします♪「生き甲斐の心理学/五感で観る」
人気blogランキング
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする