五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

疲労感を意識してみる

2011年05月27日 | 第2章 五感と体感


「写真:Parisパッサージュ巡り31」

東日本大震災から二ヶ月半が発ちました。

そして、新入学生、新入社員もそろそ4月のスタートから二カ月が経とうとしています。

色々と気を張ってきた心と身体が段々と緩んでくる時期でもありそうです。

張ってきた気が緩んでくると、身体症状も意識化できるようになってきそうです。

ここ数日の寒暖の差、低気圧も重なり、疲労感を感じている人も多いかもしれません。

中学生、高校生は、中間試験真っただ中のところもあるでしょう。

私自身、震災直後一週間、脳みそが硬直したような、茫然としたような身体感覚があり、その後、気を取り直して、自分のできること、すべきことを黙々とやってきました。連休に習い事の能の発表会があったため、仕事と練習に集中出来たのが、心身の健康を維持できた理由だったかもしれません。
先日、4日間、横浜から離れ、関西の勉強会に参加し、テレビもインターネットも新聞も無い生活をしました。そのお陰で、自分に溜まっていた疲労感が表出し、ウシガエルの鳴き声、森の木々の枝が擦れる音、葉が揺れる音を聞きながら心地良く眠ることができました。
その4日間に、「ああ~、私は疲れていたんだなぁ~」ということを初めて自覚したわけです。

学校の場合、6月くらいになると、段々と個人的な現象が現れ、傾向や様子が見えてきます。

家庭の中で何とか解決しようと頑張ってきたお母様も、身体症状に苦しんでいる子供もそろそろ何か次の手を打たなくてはならない時期でもあるかもしれません。

お母様も一人だけで悩まず、信用のおける人との出会いを求めて頂きたいと願います。

焦りながら一喜一憂するよりも、現状を受容しながら一喜一憂するほうが、効果はありそうです。

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