五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

何が不安なのか

2011年05月13日 | 第2章 五感と体感


「写真:Parisパッサージュ巡り22」

一つのことに固執し、悩みや不安の囚われから長い間解放されない人に時々出会います。

倫理道徳関係なく、ほんとうに言いたい相手に言うことの大切さをしみじみと感じる体験をしました。
聴いている私が解放された気持良さを体感しました。

「やってはいけないこと」
「言ってはいけないこと」
「思ってはいけないこと」

自分の内に広がる、不安感や怒りの中に、「~してはいけない」という思い込みがあるとしたら、それを思わせる防衛機制は何なのでしょう。

自分が倫理道徳だと思っていること。
自分が言ってはいけないと思っていること。
自分が思ってはいけないと思っていること。
・・・案外、それらの思いが自分の根本的な不安の核を覆い隠しているようにも思います。

そうはいっても、言語化は自分を健全にもすれば、不健全にもしていきます。
言ったばかりに、相手の襲撃に遭うことも避けなくてはなりません。
まずは、自分が言っても差支えない相手に倫理道徳を外した思いを語ってみることも必要です。
ほんとうに言いたい相手に言えないとしても、口に出した言葉は、心の中で繰り返す思いとは違うのです。

言いたい事が言えないと、モヤモヤ、イライラ、、、そして、同じようなストレスの状態がグルグルと続くようです。

来週から保護者勉強会が始まります。今年で3年目。3月11日の大震災の影響で昨年度は最終日を中止にせざる得ませんでした。リピーターの方々の和んだ空気と共に信頼関係を築きながら、自己と向き合う温かい時間を過ごして頂きたいと思います。

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