五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

孤独感という不安感

2010年06月14日 | 第2章 五感と体感
自分の心と体を傷つけたら、自分の不安感は消しゴムで消すように消えてくれるでしょうか?

自分自身の不安感は自分にしか解らないものです。

一過性の癒しを他人が与えてくれても、また同じ感情へと繰り返されていく場合、その不安感からどうしたら抜け出していくことができるのでしょうか?

「私は不安である」と自分自身に云えるでしょうか?

「私は不安なのだ」ということを意識化することに、一番時間をかけなくてはならないケースが多いように思います。

自己受容という言葉は、自分を良い方向に向けるだけの意味ではありません。
物事をポジティブに解釈し捉えることが自己受容でもありません。
「あんなこと、こんなことを考えちゃいけないわよ!」というお節介な言葉も必要ありません。

「自分は不安なのだ」
このことが云えずに苦しんでいる人に出会うたびに、人の本質は不安なのに。。。と言いたくなります。

孤独な自分、不安な自分をそのまま受容したら、捨てるものが無くなったような解放感を得たことがあります。

孤独だからこそ、不安だからこそ、自分は何のために生きているのかを考えるのだと思います。


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