五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

傾聴する1

2010年06月05日 | 第2章 五感と体感
「傾聴しましょう」と簡単に言いますが、「傾聴することほど難しいことはない」と常々思います。

「自分を無にして相手のお話を聴きましょう」
そんなことを言う人が居ますが、果たして「自分を無にする」ことはできるでしょうか?

少なくとも私にはできません。

カールロジャーズは「私は私であって、私が中心である」「その私が絶え間なく変化している経験の世界に存在しているのである」
この定義を基に、傾聴するための条件「六条件」を作りました。

人はどういったときに、ストレスから解放されるのでしょうか?

まず、大切なのは、傾聴する人も、話す人も、どちらも「私は私であって他の何者でもなく、自分の概念を通して事象を捉えている」ということを傾聴する人が意識していることがとても重要になってくると思います。

「私」は必ずフィルターを通して、物事を見ているのです。
「傾聴」を学ぶ時、一番大切なのは、このことだと私は解釈しています。

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