五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

何に怒っているの?

2010年06月23日 | 第2章 五感と体感
社会に怒っている人、
政治に怒っている人、
父親に怒っている人、
母親に怒っている人、
級友に怒っている人、

「怒る」感情をよくよく突き詰めてみると「不満感」の蓄積が見えてくる場合があります。
一見、「他者否定」として見えるのですが、実は「自己否定」が塊となって、把握できない自己の感情を爆発させているのです。

怒りの感情が、自分の不安感から表れていることに気付いていくと、怒っている自分が対象の不明確なものに対して当たり散らしていることに改めて気付いたりします。

「不安感」の核に留まる勇気は、自己否定・他者否定からは生まれないはずです。

そうはいっても、湧いてくる感情には必ず意味があります。ひとくくりにできるものではありません。私は私なのですから。
「怒る自分自身を大事にする」ことを意識してみると、湧き出す感情の出所が見えてくるかもしれません。もし「自分自身を大事にする」ことに否定的な感情が湧いたら、その感情を見ていくことに意味があるように思います。

✤プロセススケール第一ストランズ・感情と個人的意味づけ「生き甲斐の心理学P34」

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