五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

フツーの生活

2008年04月09日 | 第3章 無意識の世界
アートランドの勉強会。
日ノ出町界隈、大岡川の桜はすっかり散り、葉がずいぶん出てきました。川沿いの提灯もなんだかむなしく感じた今日の桜の風景です。

「私にとってのフツーの生活って何だろう、???」

「可もなく不可もなく、平平凡凡に過ごすのが人の幸せ、」などとよく口にしたりします。
けれども、その平平凡凡が、ままならぬ事態に陥るのが世の常、人の常。

だからこそ、平平凡凡が理想となったりするのかもしれません。

しかし、しかし、です・・・
「あなたのフツーの生活って何?どんな生活?」
と問うと、結構自分とは違う「フツーの概念」を耳にすることとなるのです。

自分の理想と現実がかけ離れるほど、人は不安に陥ると云います。

子供のころ、隣の家族が恨めしく見えたり、テレビのドラマに憧れたり、そのたびごとに、「家はフツーじゃない」と思ったりしたものです。
私のフツーは、他人にとってフツーとは云えません。

そんなことを思いながら、勉強会の時間が過ぎ、
今一度、自分の「普通」と「理想」の相互関係を考え直してみようと思いました。


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コメント (1)
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