五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

子供の可能性

2008年04月06日 | 第2章 五感と体感
今日は、花見ができる最後の日曜日。しかも、晴天。
私の関わる日ノ出町アートランドも桜まつりの川沿いに毎年場所を確保し、似顔絵描いたり、陶器を売ったり、メンバーがそれぞれ活動しています。私は、陣中見舞いにひやかしに行き、友の店番を楽しみながら、青空に散る桜を見上げながら、ビールを頂き、お花見を楽しみました。

皆様、それぞれの週末を過ごされたことでしょう。

さて、本日のメインは、わが子の通う学校のオーケストラ部の定期コンサート。
中高生合わせ61名のオケ。発足三年目ですが、従来ある実力あるマーチングバンドを脅かすくらいの急成長。
ともかく、意識と目標が高い所にあるのです。
目標を高く掲げ、常に完成のイメージをもって練習しているのが、よくわかるのです。去年、情けなかったヴァイオリンは凛とした高音を保たせることができ、チェロやフルートは、幼いころから練習を始めた子がぐんぐん引っ張っていくのです。作曲を手がける生徒、ドラムを叩ける子が打楽器をやり、しかも、人数が揃っているので、非常に肉厚な音となります。
ハープのプロの助っ人もやってきて、校長先生が嬉しそうにチェロを弾き、厳しい練習の成果が、先生や父兄のの温かい配慮で、大成功。

子供の可能性は、とどまるところを知りません。それを止めるのも引き上げるのも大人次第。
可能性を信じ、一所懸命になっている先生のタクトを振る姿にも感動しました。

愛することと愛されること。
伝わる愛を素直に受けることのできる幸せな子供たち。
この持ちつもたれつの関係は、努力なしでは成し遂げられるものではありません。

講堂に鳴り響いた拍手は、彼らを益々成長させることでしょう。

ちなみに、プログラムは
1、歌劇「アルジェのイタリア女」序曲・・・ロッシー二
2、歌劇「フィガロの結婚」序曲・・・モーツァルト
3、ハリーポッターのメドレー
4、サウンドオブミュージックのメドレー
休憩。。。楽器ごとのセッションを聴かせて頂きました。(皆休む間無し)
5、弦楽セレナーデ(生徒の作曲)
6、交響曲第一番 第一楽章、第四楽章 ベートーヴェン
7、パッフェルベルのカノン  バッハ
8、くるみ割り人形 「花のワルツ」・・チャイコフスキー

特に、ロッシーニは最高でしたし、ベートーヴェンは、聴き惚れました。
次回の演奏会が、楽しみです。
子供たちから、元気をもらいました。清々しい気分は四月にふさわしく、新しい年度、私も目標をちょっぴり高くしてみようかな。

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