宜しくお願いいたします。
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アジアサッカー界の“背景”にいる“Money Man “ はいつの日か Asian Champions League が UEFA Champions League の様に成り得る事を信じている。 ACLが今のフォーマットになってから4年目になるが2009年には大幅な見直しが施されることになると思う。 シンガポール人で世界のスポーツビジネスに関わっている Seamun O’Brien 氏は“今後20年の間にビジネスから見たアジアのサッカーは欧州地区に次いで世界で2番目の市場となると信じており、AFCは ACLの参加クラブ数を現行の28から2009年のシーズンに32に増やしその中から16チームが決勝トーナメントに進出し優勝賞金もUA$1億(約118億円)にまで引き上げられる事を検討中だ。そして大会エントリーの締切も替えられるであろう。それは現行の A- League の日程と日本の天皇杯の日程が年をまたいで行われており前の年の優勝チームが ACL に参加すると言う現状が“改善”され様としている。現状であると今年 ACL に参加している A League に Sydney FC は昨年度2005-06 の優勝チームで Adelaide United は 同じ年のA League のレギュラーシーズンの首位チームだった。これが2009-10のシーズンから優勝チームがそのまま ACL に出場できる様に検討しようと言う事だ。今年2月に終わった2年目 A-League の2006-07 シーズンは Melbourne Victory がレギュラーシーズンを独走で優勝し、Final Series でも Grand Final で Adelaide United を 6-0 で粉砕し見事な優勝を飾ったのだが彼らが ACL に出場できるのは来年3月開幕の2008年度のシリーズから。それをそのまま Grand Final 終了から中1カ月程度で ACL に臨ませようと言う事だ。 今年ACLに参戦している Sydney FC のDF Nicolay Topor Stanley はACL1次リーグ終了後は Perth Glory への移籍が決まっており、Adelaide United はACL期間中にチームの重鎮であった Ross Aloisi が怪我の為に退団を表明したにも関わらず新生 Wellington Phoenix と契約をし周囲を驚かせたり MF Matthew Kemp も期間中に 来シーズンからのMelbourne Victory との契約を締結したり、“健康的で無い”事が大会中に起こっている。それに Branco Clina Sydney FC 監督、Aurelio Vidmar Adelaide United 監督、共にACL開始当時は“暫定”監督であり、大会期間中に来シーズン以降の契約が締結されている。それも“昨年度”の成績を基に出場クラブが決められているからで、その様な事態も改善しようと言う事だ。しかし大会エントリーに就いては現状のままでは A League からの出場枠を増やす事は出来ないだろうと O’Brien は語る。今年からACLに参戦している A-League の出場権利を増やすのはいかに League の Expansion が成功するかにかかっているであろう。 “イラン、サウジアラビア、中国、日本、そしてうまく行けば韓国そしてオーストラリアが出場枠拡大の恩恵を受けられそうだが、オーストラリアに就いてはA League のチーム数が現状8チームのままだとこれ以上出場枠は増やし辛い。リーグ内の4分の1以上のチームに出場権は…..と言う事だ。 韓国K League は現状14チーム。それを16~18 チームにまで増やす計画であるが、興味を引くのはこの国に存在する兵役制度。光州尚武フェニックスと言うチームがリーグ参加しているがこれは韓国軍隊のチームでここに所属する兵士は国家を代表するスポーツ選手として特別扱いされ、身分は兵士でありながら、軍事訓練はほとんど行わず練習に打ち込める。尚武はサッカー以外にもさまざまな個人競技、団体競技のチームがあり、野球チームは韓国プロ野球の2軍リーグに参戦している。李東國、金度勲、崔成勇、崔龍洙、宰榛そして洪明甫らが所属したが。尚武は選手枠が少ない為に入部の為に入隊する前から国家代表レベルの実績を上げておかねばならず、未来あるスポーツ青年の芽を兵役が妨げにしないと言う役割を充分に果たしているとは言い難い。そこでKリーグには陸、海、空軍のチームも参戦させてほしいとの意見もあるが、もし軍隊のチームが海外遠征となれば…興味があるなぁ。 70年代は陽地と言う韓国中央情報部 KCIA 直轄のクラブチームがあり金正男、丁炳卓、金基福と言った国家代表の選手達がいた。そして海兵隊や陸軍所属の代表選手達もいた。
ただACLが肥大していくと予算が潤沢に準備できるチームでないと上位進出出来ないのではと言う懸念が広がるがそれに就いて O’Briuen 氏は “ PSV Eindhoven や AS Monaco の様なクラブが欧州で実績を残している。“と言うがそれは外れていると思う。欧州大陸が潤うのは東西南北にだだっ広いわけでなくインフラも発達しており、隣国や隣々国くらいなら大型バスで移動出来てしまう。アジアでバスを使って移動しようとすれば山賊が出て来て大変であろう。その他、インフラの不整備からかえって費用がかかると思われる。そして大陸間での経済格差はUEFA 内の比では無い。国家代表よりもつぎ込む事が容易と言うところのオイルダラーが潤沢にある中近東諸国のクラブチームとベトナムやタイ、インドネシアの ASEAN 諸国とのチーム力の差を想像するとすぐにわかる。同様の事は現在、今はリーグ存続が優先されサラリーキャップ制度を施行している A League にも当てはまる。
そのA-League は来シーズンの Marquee : 観客動員力 選手として白羽の矢を立てているのが PSV Eindohoven の Philip Cocu だ。PSV は4月29日の EREDIVISIEの最終戦でVitesse Arnhem を5-1 と降しライバルの Ajax Amsterdam を同勝点ながら得失点差で上回りリーグ優勝を飾った。その最終戦で5得点目、シーズン最終得点を決めたのが Cocu だ。
そして36歳の Cocu は今シーズン限りでの退団を決めておりその後の去就が注目されている。“来シーズンもプレーをするつもりだが PSV のユニフォームでは無く海外のユニフォームを着てだけど..” 巷では Cocu がQatar リーグへ移籍するのではとも言われているが Sydney FC の Branco Culina 監督は Cocu 獲得への自信を隠さない。実現すれば36歳とは言え2大会のワールトカップ、3大会の欧州選手権に出場し、PSV, バルセロナと名門クラブの中心選手であった Cocu がSydney FC と言うよりも A-League 入りすれば様々な作用が働くであろう。 しかし Plan B も準備されているらしい。現在カタールでプレーする33歳のナイジェリア人Jay-Jay Okocha, 35歳のトルコリーグGalatasaray でプレーする35歳のHakan Sukur そして Cocu のチームメイトでもあるオランダ代表でも中心選手であったPatrick Kluivert そしてEngland のストライカーRobbie Fowler。そしてCulina 監督は今回ACLで対戦したインドネシアPersik Kediri のフルバック28歳のErol Iba, の獲得も前向きに検討しているとの事。これはアビスパ福岡に移籍してしまったフルバックのAlvin Ceccoli の穴埋めと言われている。 発足間もない A League は人気を定着させる為にスーパースターの導入が必要なのだろうが1993年の J League 発足時にジーコやリネカーそしてリトバルスキーらが来日した時とは少し様相が違う気がする。リネカーを除くと彼らスーパースター達は日本サッカー界の発展に尽力をしジーコは(J League 発足する前に来日したけど)代表監督にまでなり、リネカーも(離婚してまで)横浜FCの監督に就任した。それは日本に外地からの“先生”を受け入れる土壌があった為でオーストラリアはどうなのだろう?? ただ人気獲得無くてはA League もクラブ数が増えないと言う事もある。
ACL の拡大、そして定着は楽しみだ。70年代に UEFA Champions Cup の様子を専門誌で知った時に“アジアでもこう言う大会は無いのかな?アジアの国にはどんなクラブチームがあるのだろう?ヤンマーディーゼルや東洋工業と戦ったらどうなるのだろう?と想像したものだが30年近く経った今その一部が現実化している。そして近い将来は北朝鮮のクラブチームも参加出来ないかな?今の政治情勢だと対戦チームも限られ、1次リーグから日本や韓国とは同組にはなれないだろう。1980年代までの東西冷戦時代は東西ドイツクラブチームが早い段階で当たらない様になっており、チェコスロヴァキア、ハンガリー、ルーマニアと言った実力的には欧州でも中堅クラスの東側陣営同士が(またはオーストリア勢と)1回戦で当たる事がしばしばあった。しかし平壌4.25 と浦和レッズが真剣勝負をするなんて想像するだけでわくわくするではないか?
アウェーゲームでは平壌に1,000~2,000 人のレッズサポーターが乗り込み試合開始前はお決まりの観光コースに赤いシャツの集団が闊歩し、試合時には一角を赤く染める…… しかし、赤色は共産主義の色、逆に平壌4.25 を勇気づけるかもしれないなぁ… そして平壌は急遽他のクラブチームから国家代表選手を集めメンバ-を構成するかもなぁ…そして韓国の尚武や陸、海、空軍のチームは受け入れられるのだろうか…..こう言う想像もすぐに実現するかもしれない…..
しかし愛する京都サンガがこの様な晴れ舞台に出れる日は...想像で終わらない事を祈るよ....
Harry Kwell の復帰に先駆けてオーストラリア代表Graham Arnold が気に架けていたのはSeire A の Parma でプレーする Vince Grella の怪我からの回復だ。 Grella も昨年のワールトカップにはレギュラーとして4試合にスタメン出場。決勝トーナメント進出のかかったクロアチア戦では63分にアロイージと交替する為にベンチに下がったがこれは 1-2 とリードされた場面でヒディング監督が同点にすべく攻撃的な布陣にシフトする為でこの16分後に今やオーストラリア人の間で伝説となっている Kewell の同点ゴールが生まれた。ワールトカップ時のオーストラリアのフォーメーションを見てみると初戦の日本戦こそ Kewell, Viduka の2トップを置いた時間があったが以降は Viduka のワントップに2列目をブラジル戦はクリーナ(右)ステリョフスキー(左)、クロアチア戦はステリョフスキー(右)キューウェル(左)と置き、イタリア戦ではステリョフスキー(右)ブレッシアーノ(左)とメンバーを替え続けその後ろのポジションも日本戦以外はケーヒルをスタメンから真ん中に置き続けたのを除いては対戦相手によってメンバーを変え続けた。それはブラジル、クロアチア、イタリアと格上を相手にせねばならなったと言う事とクロアチア戦は決勝トーナメント進出の為に勝点を取りに行かねばならなかったと言う事は充分に理解出来る。たが Grella のポジション、3バックの前方真ん中に置かれた1ボランチと言うよりもディフェンシブハーフ のポジションは不動であった。従ってハッキリ言って格下相手の Asian Cup でも Grella のポジションは Grella が最適と Arnold 監督も考えているに違いない。今シーズンの Grella は所属先のSerie A Parmaでは2月28日のアスコナ戦以降ハムストリングと膝の怪我でベンチを外れてからフル出場を果たしていない。4月18日のフィオレンティーナ戦に後半36分から約10分間プレーをし3月18日シエーナ戦以来4試合振りに出場を果たした。以降パレルモ(後半23分から)カリアリ(後半34分から)連続出場を果たしはしているがまだハムストリングの負傷の回復が思わしくないしかし Grella は Asian Cup に出場する事を宣言している。“ 私はそこに100%の状態で行く。もう一度言おうか? 100% だ。そして6月2日のシドニーでのウルグアイ戦には間に合わせる。私は Asian Cup を非常に楽しみにしている例えそれが長期のトーナメントになってもワールドカップ同様の長期のものになってもしかし大会に参加するのは良い事だ。” .Grella の怪我を悪化させたのは Parma の Serie A 残留争いと2回の監督交代劇と言われている。2月には Stefano Pioli 前監督が更迭され、元 Chelsea コーチ Claudio Ranieri が就任。 “私は日曜日から日曜日まで怪我から回復ための十分な時間がなく試合を休むことも出来なかった、それが最初は膝にあった軽い炎症が大問題に発展する事になった。全ての試合が Serie A 残留への重要な試合だった。しかし下位からの脱出は出来ずにいた。そして Ranieri が監督に就任した。彼は私が必要だと言った。私は Ranieri に怪我で苦しんでいると言ったが彼はまた私が必要だと言った。” そして Grella は出場する事を拒否し5週間ベンチを外れた。シーズン終了後は契約も切れるのでこの困難なチームを離れることも視野に入れた。そしてチームが降格した時には批判の対象とされる事も自覚した。 “契約最後の年の選手に就いて言えば、サポーター達はその選手のプレーに期待をしている一方で常にその選手は自分の事しか考えていないと思いがちだ。それがサッカー界での術で常に頭の中を過っている。2月のデンマーク戦と3月の中国戦の間には膝の状態のせいで週に1回しかトレーニング出来ずにいた。そしてとても代表レベルではなかった。私のハムストリングは少し裂けていたが Parma は私のカムバックを必要としていた。中国戦の前の日曜日には15分間だけプレーをした。それが怪我で戦列を離れてから5週間後の復帰戦であった。 Palermo のブレッシアーノは 1-0 の後あわや2ゴール目のシュートをゴールライン上でクリアーをし2点目を許してくれなかった、そして決定的な同点のチャンスを造ろうとしとしたが それはならなかった“と Socceroos の僚友ブレッシアーノに就いて言及した。先週、Parma の劇的な Palermo 戦の勝利は Parma を降格ゾーンから脱出させたばかりでなく Palermo の UEFA Champions League 出場権を険しいものにした。退場者を出した Palermo は同点のチャンスを遠いものとし Ranieri 監督はGrella を投入する事によって試合の主導権を握ろうとした。 “10人になった Parelmo はボールに触れる事が出来ずに、我々は次々に追加点を重ね 4-0とし、5点目も決まるところであった。 ハッキリ言ってこの試合のベストプレーヤーはブレッシアーノだ” Grella は来シーズンこの Palermo 入りが濃厚視されている。しかし今シーズン終了迄には Grella の怪我の回復の扱いは決まっていない。 “Palermo は私の怪我の回復具合を注視している。”と Grella は付け加える。しかしながら既に 500MRI レベルのスキャンを通して膝には異常がない事が証明されている。それはただの炎症である事を証明したかった。 Palermo は 前England 代表監督Sven-Goran Eriksson 氏をしつこく勧誘しているとの事だ。. ブレッシアーノ、グレッラそしてキューウェル…… Socceroos の臨戦態勢の整備具合が足音高らかに聞こえて来る。オーストラリアはやはり優勝の筆頭候補か?それを追いかけるのは…イラン、韓国、サウジアラビア….日本は入っているのだろうか?AFC加盟直後にあっさり優勝をさらわれては他の大陸からはアジア諸国は何をやっていたのか?と言われてしまう。まして2連覇中の日本はオーストラリア人から“ワールトカップで完敗した相手”と言うレッテルと並んで“オーストラリア抜きの大会で3回優勝していた”と言われるだろう。 All for 2010 ???? Asian Cup があってこそのワールトカップでは無いのか???オシム監督。もし貴方が欧州の代表国を指揮した時に “欧州選手権よりもワールトカップ”と公言できますか??
大型連休の序盤の3連休は穏やかに過ぎようとしている。明日から二日間出勤すればその後は4連休。まぁ会社に居ても仕事もしないスチャラカ社員の私は休んでもいいんだけど、“営業成績トップのお前が真面目にしてくれないと示しがつかない。”なんて営業部長から専務までこちらに勤務態度の模範になって頂戴とお願いしに来る変な会社ですから….. それに四半期の末日が近づく度に“もっと売ってくれないか?”と私の所に拡販詣でに来るのだから、3月中旬には腹が立つから“俺は打ち出の小槌じゃないぞ。給料を上げる権限を持っていない人は黙ってて下さい。”と一喝した。ここ数年私は一般のサラリーマンが夢見ているような会社生活を送っているが、その昔に想像していたみたいに快適でもないなぁ… 仕事量は増えるが給料は上がらないし、故に時間当たりの給料は低下線をたどる一方。会社の独身女性からは不倫の対象には見てくれないし。(俺はそんなにルックスだって悪くないぞ。身長も175cm あるし。でも金がないか?それにルックスを判断するのは女の子達だしなぁ)この奇跡的に持続されている販売成績がひたたび少しでも落ちれば“それ見た事か…”と散々私が見下してきた無能な課長や腰巾着部長どもが逆襲してくるに決まっている。だから今の内にせいぜい横暴に振る舞ってもっと見下してやろうと思う。
しかし、それは会社の中での話。家に帰れば17年連れ添った女房には頭が上がらない。今日はショックな事を言われた。計画していた7月の Asian Cup 遠征を切り出すとたった一言。
“ダメ”
“昨年のワールトカップは反対しなかったじゃないか”
“毎年毎年いけません。”
“それでは(6年生の)子供と行くよ” するとマザコンの抜け切らない一人息子は
“ママが行かないならテレビで観る。”
“お前去年のワールトカップもそう言っただろう。ホテルもチケットも手配済みだったのに。” すると女房は
“ほら私が入っていなかった。”
“お前のチケットも後で入手しただろう?”
“後で手配したのが気に入らない”
“今それは関係ないやろ??”
夕立が始まる直前の空の様に一気に暗雲が私を覆い始めた3連休目の夜だった。 しかしそんな私に目を疑うニュースが。
2010年W杯振替国に日本も
かつては2.0以上を誇った俺の視力も….. と一瞬思ったが…. だが伏線はあったのだ。 4月12日付の BBC News では2010年 ワールトカップ ホスト国の南アフリカが異例のコメントを発表した。
参加国は大会期間中近隣諸国にベースキャンプを張っても良いのではないか? Danny Jordan Chief Executive は“多くのアフリカ諸国に2010年大会に関わって貰いたい一存だ”とコメントしているが。これは建前に過ぎないだろう。競技場は何とかなっても31カ国も受け入れられるだけの施設が無いのだ。しかし大会が始まる7日前迄に開催国に入らねばならないと言う ワールトカップ の規約違反。その特例を FIFA に求めたのだ。しかしこんなのは最初から判っていたこと、立候補をする時点でいや、少なくとも開催が決まった時に申請すべき事だ。 Jordan 氏は大会当局が FIFA に試合が開催される都市から飛行機で90分以内の所にベースを張って試合日の前日までに試合のある都市に入れる事を認めて貰う様に要請すると語っている。例えばブラジルは旧ポルトガル領だったモザンビークに留まりたいであろうしスワジランドはトレーニングキャンプには適している所だ。ともコメントしている。この Jordan 氏は恐らくスポーツをした事がないのだろう。言葉の問題よりも移動距離を減らす事がどれだけ選手のコンディションにとって重要か??それでも Jordan 氏はFIFAはこの規約変更には同情的であるだろうとコメントしている。更に大会期間中は世界から35万人から40万人の人が訪れると予想しているが、もし自分の国がベースキャンプを張る近隣諸国を根城にしてくれれば開催国、南アフリカのホテル事情が緩和されるとも言っているが、こういう人が Chief Executive を務める国ではワールトカップを開催すべきでは無い。例えば(いや絶対に)日本がアジア予選を突破し大会に参加した場合、1次リーグは中4日から5日の間隔で3試合が行われるが、その間他の試合は見れないってことかぃ??更に Townships ( 都市郊外の黒人居住地区 ) の人々の為に Affordable Ticket ( 安価な購入しやすいチケット ) の準備を要求するつもりだと無茶苦茶なコメント。チケットの価格決定等は開催国ではなく FIFA に権利がある。その上昨年ドイツで各都市に設置された 大型のスクリーンを含めた Fun Zone の設置を FIFA に頼む始末。確かに FIFA ならそれくらいの財力はあるだろうが Jordan 氏は“アフリカ最初のワールトカップは成功せねばならない。我々は失敗をしたくない全ての人々の興味はこのワールトカップが成功する事でその為に全力を尽くさねばならない”とのコメントで結んでいるが最初から立候補などしなければ良かったんとちゃうんか??ともう呆れてしまう。
南アフリカ開催をずっと支持してきたFIFA ブラッター会長も南アフリカでワールトカップ開催が出来なかったと言う予期せぬ時の為のプランがある事を認めた。そして南アフリカの準備状況が常に不安が付きまとっていると言う心配も吐露した。BBC のある番組で“ワールトカップの振替国は準備されている”と暗にそれが必要でないであろうが、言う事も語った。その振替開催地は England 頭一つリードしており、他にもアメリカ、メキシコ、スペインそして日本がリストアップされているとの事。ブラッター会長は“もし何かが起こった時の為に断固として振替開催国を決めておかねばならない。前回のドイツ大会でもそうだったが、天災、体制の変化- 誰もがFootball に否定的になった時など…” 昨年ブラッター氏は試合が予定されている10の会場の建設、改装工事の進行具合に不安を感じている事を語り12月には Thabo Mbeki 南アフリカ大統領は2010年大会が他の国で行われることを断固と拒否した。
しかし F.A. ( 勿論 England ) はまだ2010年の ワールトカップ が England で振替開催される事は何も聞いておらず“FIFA とはまだ何も話し合っていない”とBBC Sport にスポークスマンは語っている。 “確かに我 England には最高級の競技場に世界屈指のインフラを誇っているが振替開催は仮想の話だ。我々は南アフリカが2010年のホスト国に向かっていると信じている