Mr.コンティのRising JAPAN

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大一番浦和、シドニー、それぞれの陣容は.....

2007-05-22 | Football Asia

トルコ人のセンターハーフUfuk Talay は曲芸師がロープを渡るがごとく怪我の様子を見ながら ACL のこれまでの試合に出場しついに浦和REDSとの最終戦に辿り着いた。5月16日のマレーシア代表との試合の出場を見送りこの試合に賭けているとの事。 Talay をはじめ Iain Fyfe, Mark Rudan のセンターバックコンビの怪我の調子、そして2人がどういう状態で明日の浦和戦に臨めるか?それが Branko Culina 監督の最も気遣うところである。またタフな守備で知られる Talay のもう一つの気遣いは初戦の上海申花戦で受けた警告で、次の警告、そして出場停止を気にして“タックル”に身が入らなかったのかなぁ?  “私は気を使い続けた、貴方は必要な時にタックルを出来るだろう、根拠は無いが私は幸運にも2枚目のイエローカードを貰わないだろうなぁと思っていた。明らかにその事は常に私の脳裏にあった。時にはタックルしたくない時でもそそれをせねばならない。しかし最後までいまくやれた。今はもう警告を受けようが関係ないので思い切ってやれる。” 激しいトルコリーグで10シーズンも過ごした Talay のタフなディフェンスは脅威だ。右サイドバックの Robbie Middleby の累積警告での出場停止はかなり痛いところだがそのポジションには北アイルランド人MF の Terry McFlynn がカバーし、Sydney FC の最も恐れるポンテと対峙する事に。 Talay にならんで怪我の心配のあった Mark Rudan, Mark Milligan の回復振りも気になるところ。Culina 監督は症状がよりシリアスな Rudan の回復具合によっては3バックにするか4バックにするかを決めねばならない。 右からMilligan, Fayfe Nicolai Topor-Stanley の3バックになると浦和はワシントンのワントップが有効か?そうなると Sydney は中盤を厚くし McFly, Talay をディフェンシブにそして真ん中に Corica を置き, 2トップに Zdrilic、Brosque を置き2列目には Carney Corica を配する布陣となるであろう。

          Zdrillic       Brosque 

  Carney    Corica   Zadokovich

           Milligan     Talay

Topor-Stanley   Fayfe    McFly

                 Bolton

Rudan が使えれば下記の通りに従来の4バックになるであろう。

                Zdrillic        Brosque

          Carney      Corica     Talay

Topor-Stanley   Fayfe   Rudan   McFly

                           Bolton

上記の布陣の方が McFly, Topor-Stanley の攻撃力を生かすことが出来て勝利の必要な Sydney にとってはこちらのフォーメーションで臨みたいだろう。闘莉王の出場が危ぶまれる中、浦和DF陣はどう対応するのだろう。 地元紙では既に入場券は50,000 枚売れておりさらに入場者数が増えるとの予測。オーストラリアのマスコミも収容能力いっぱいの 65,000 人の観衆をしきりに気にしているがここはそんなに入ったかなぁ…… 明日の大一番には我らが KAZU も当然観戦にくるであろうが、どこに座るのであろうか?? 色々な意味で明日が楽しみだ。まずは雨が降らないことを祈ろう…..

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