今回も南北朝鮮、中国、日本、ロシア、米国を含めた6カ国協議は何の進展も見られなかったと言えるだろう。22日には国連を訪問している崔守憲北朝鮮外務次官がアナン事務総長に年内に国連の食糧支援を含めた全ての人道的支援を中断する旨の要請を行ったらしい。食糧の生産量が増えた事と人道支援を政治的理由ににブッシュ政権が金正日体制の解体に結び付けないようにとの事であるが、それでいて社会インフラの開発支援は続けて欲しいと相変わらず勝手な事を公式に述べている。こういう国を相手に話し合いで物事など解決は出来るとは思わないのだが。中国も北朝鮮カードで対米政策を優位に進めたいのでここは常任理事国としてどういうコメントをするのか?? 一方南米の Peru で行われている FIFA U-17 大会、アジア勢ではカタールが1次リーグ落ちしたが中国と北朝鮮はベスト8に進出を決めた。アジア勢がこの大会でベスト8に進出するのは 1999年の ニュージーランド 大会以来3大会ぶりでアジア代表2カ国が1次リーグを突破するのは 1989年 スコットランド 大会以来だ。1985年に中国で最初に開催された U-17 大会は初回から第三回の1989年の大会までアジア代表3カ国のうち2カ国がベスト8に進出し、スコットランド大会ではサウジアラビア が決勝にまで進出。決勝では地元スコットランドを PK 戦で降して FIFA の公式大会では唯一アジア代表が優勝した大会となっている。U-17であるとまだ体力差が大きく影響するのでナイジェリア、ガーナといったアフリカ勢が2回ずつ優勝しているが、1997年のエジプト大会以降の4大会ではブラジルが3回、フランスが1回優勝している。これは南米クラブが、若い選手を欧州に売り込む為に同大会に力を入れだしたのと欧州勢がジュニアの育成に力を入れ始めが大きく寄与している。また歴代アジア代表国に目を向けると11大会中カタールが7回、オマーンが3回、バーレーンが2回代表になっている。これは中東諸国の選手と東南アジア選手の体力差が挙げられているが、その前に年齢詐称がもっと寄与していると言われている。事実これだけ実績がありながらカタールが五輪でベスト8の実績がある程度で3カ国ともまだワールドカップの出場実績は無い。
今大会の中国、北朝鮮を見るとこれは将来が楽しみだ。中国はホスト国ペルーを 1-0 で破り地元ペルーを1次リーグで敗退させる要因を作った。一方の北朝鮮。初戦はアメリカ相手に壮絶な点の取り合いを演じたが 2-3 で敗れたものの次戦のコートダジュール(象牙海岸)を 3-0 と一蹴。そしてベスト8を賭けてイタリアと対戦するという 1966年の再現の様な組み合わせとなった。今回は得失点差で下回るイタリアが勝たねばならないと言う状況は1966年とは異なるが。Francesco Rocca 監督は先の米国戦から選手5人を替えて臨めば北朝鮮 Jo Tong Sop 監督は不動のメンバーで。先制点は北朝鮮のキム=クックジンが 25m のFKのリバウンドを押し込んで決めた。以降も北朝鮮が主導権を握り前半ロスタイムにはキムが再び絶好機を迎えたが逸してしまう。後半に入ると72分にそのキムが2枚目の警告で退場。北朝鮮が1人少なくなるのも 1996 年の反対だ。そしてイタリアは猛攻に転じるが同点に追いついたのはロスタイムに入った92分。そして欧州勢では最初の帰国が決まった。 Franceco Rocca 監督は“朝鮮の選手はすばらしかったことを認めねばならない。最初のオフサイドゴールが認められていたら違った結果になっただろうに。しかしこの経験が選手達には貴重なものになる。FIFA と大会関係者そしてペルーの人々には感謝をしたい”と紳士的に帰国の途についた。
準々決勝では北朝鮮はブラジルに延長戦で 1-3と破れ、中国は トルコ に 1-5 で完敗しアジア勢は残念ながらここまでであった。
U-20 ユースレベルでは日本は 1995年大会から常連だが、U-17 は地元開催の1993年大会のベスト8が最高で、まだ3回しか出場していない。まぁ高校生の本分は勉強であるが、この大会にも常連になって欲しいものだ。がんばれ中学生、高校生!
今大会の中国、北朝鮮を見るとこれは将来が楽しみだ。中国はホスト国ペルーを 1-0 で破り地元ペルーを1次リーグで敗退させる要因を作った。一方の北朝鮮。初戦はアメリカ相手に壮絶な点の取り合いを演じたが 2-3 で敗れたものの次戦のコートダジュール(象牙海岸)を 3-0 と一蹴。そしてベスト8を賭けてイタリアと対戦するという 1966年の再現の様な組み合わせとなった。今回は得失点差で下回るイタリアが勝たねばならないと言う状況は1966年とは異なるが。Francesco Rocca 監督は先の米国戦から選手5人を替えて臨めば北朝鮮 Jo Tong Sop 監督は不動のメンバーで。先制点は北朝鮮のキム=クックジンが 25m のFKのリバウンドを押し込んで決めた。以降も北朝鮮が主導権を握り前半ロスタイムにはキムが再び絶好機を迎えたが逸してしまう。後半に入ると72分にそのキムが2枚目の警告で退場。北朝鮮が1人少なくなるのも 1996 年の反対だ。そしてイタリアは猛攻に転じるが同点に追いついたのはロスタイムに入った92分。そして欧州勢では最初の帰国が決まった。 Franceco Rocca 監督は“朝鮮の選手はすばらしかったことを認めねばならない。最初のオフサイドゴールが認められていたら違った結果になっただろうに。しかしこの経験が選手達には貴重なものになる。FIFA と大会関係者そしてペルーの人々には感謝をしたい”と紳士的に帰国の途についた。
準々決勝では北朝鮮はブラジルに延長戦で 1-3と破れ、中国は トルコ に 1-5 で完敗しアジア勢は残念ながらここまでであった。
U-20 ユースレベルでは日本は 1995年大会から常連だが、U-17 は地元開催の1993年大会のベスト8が最高で、まだ3回しか出場していない。まぁ高校生の本分は勉強であるが、この大会にも常連になって欲しいものだ。がんばれ中学生、高校生!