Mr.コンティのRising JAPAN

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北朝鮮監督のサインもらう!

2005-02-13 | Football Asia
朝鮮民主主義人民共和国国家代表監督、尹主水(ユン=ジョンス)監督の直筆サインを幸運にも入手する事が出来た事を報告します。
試合終了後、とある場所で、半ば強引な方法でユン=ジョンス監督のサインを貰う事が出来たのだ。昨年、予選の組み分けが決まって、朝鮮民主主義人民共和国との対戦が決まった時に、是非この試合は子供と観戦したいと思っていた。16年前に婚約中の家内と同じ北朝鮮戦を観戦し、今度は子供と同じワールド杯予選を観戦出来ればと願っていた。
残念ながら観戦チケットは入手出来なかった。16年前ならいくらでも当日券を当てにできたのだが。だが、まだ幸運は残されていた。テレビニュースで偶然、北朝鮮選手団がさいたまスタジアムからほど遠く無い焼肉屋で食事を行う事が報道されたのを9歳の子供が見ていて教えてくれた。その焼肉屋こそ私達家族が何度も食事を楽しんでいる焼肉屋であった。
私は16年前のFIFAワールド杯イタリア’90 アジア第一次予選グループ6のパンフレットを取り出し、試合後にその焼肉屋を訪れた。朝鮮の選手、役員達は食事中であった。その雰囲気は惜敗の為に意気消沈をした様相も無く、特に平均年齢24.38歳の選手達はある種の達成感を感じている様であった。 その店の社長に尋ねると“来日当日、選手達は非常に緊張して食事が十分取れなかったらしい。だが試合前日にここで食事をして貰ったのだが、ここの家庭的な雰囲気が本来の食欲を取り戻させたと語ってくれた。今日の試合後は、前日出さなかった焼肉を楽しんでもらった”と教えてくれた。(社長、今度私たち家族が食べに行った時はお安くしてね)。
私は食事を邪魔してはと思い、社長に“このパンフレットは16年前にユン=ジョンス監督が選手として来日した時のものです。ここにサインを貰って頂けませんか?”と頼んだところ、快く引き受けて頂いた。そしてサインを貰ってくれた社長から“ユン監督は確かにこれは27歳時の私の写真です。こんなもの未だあったのですか?と感激していましたよ。”と教えて頂いた。
また同じ現場には当時の在日代表選手、金鐘成氏(キム=ジョンソン)もおられて、目の前でサインをして頂いた。16年前の試合には出ていなかったが、その試合について少し立ち話もしてくれた。 奇しくも、89年のワールド杯予選(尹主水)、92年ダイナスティ杯(金鐘成)で日本相手にゴールを挙げた選手のサインを貰えたのだ。
ただ、さすがにやりすぎたかな?と思ったが、その焼肉レストランがよく知っているところであり、16年前の試合のパンフレットを持っていたからこそ、サインも貰えたし、そうでなければサインを貰おうとは決して試みなかった。また、その場の空気をよく読んでとてもそんな行動を取れないと感じたらそのまま背を向けていた。(事実試合前日の同じレストラン内での様相とはかなり異なっていたので)
また、私はサッカー狂をJリーグの始まる何十年も前から続けている。だからこの様なチャンスを得られたのかも… 
さて、次回は日本対北朝鮮戦を振り返ります。

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1 コメント

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Unknown (コンティさんのファン)
2005-02-17 18:51:03
日本はひやひやの薄氷の勝利でしたね。日本だけでなくどこの国にもいえますけど、いまのサッカーには純粋のストライカーがいないのでとてもさびしいです。

かっては、ペレ、ハースト、リーバ、ミューラー、釜本などのプレーヤーがいましたが、80年代からはベームメーカーがイコール得点者となっていったと思います。マラドーナ、プラチニ、バッジョ、ジダンに代表されると思います。ストラーカーというものは単純なように見えて一番難しいポジションなんですね。コンティさんはどう思いますか?
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