昨日はワールドカップ2日目、これから約1ヶ月間に渡るイベントが始まったと言う実感が。昨日のトピックは何と言ってもトリニダードドバゴだ。おそらくドルトムントの競技場に詰め掛けたスウェーデンサポーター達は“自国のゴールシーンを何度見られるだろうか?”との胸算用をしていただろう。タイムアップの瞬間にベーンハッカー、トリニダードドバゴ監督がカリブ海から駆けつけたサポーターの集団に両手を挙げたシーン、そして選手達が勝ったかの様にピッチ上で折り重なって抱き合うシーンは、スポーツを愛するものを感動させただろう。サッカーのワールドカップはこれがあるからたまらない。この試合のヒーローは England Premier West Ham United 所属のベテランGKヒスロップ。そして同じくベテランMFのドワイト=ヨークの2人だ。1990年イタリア大会ではこの地区から初出場であったコスタリカがブラジルには敗れたものの、 Scotland そして Sweden を破って決勝トーナメントに進んだ。6月15日にニュルンベルグでの England vs Torinidad & Tobago が非常に楽しみとなった。
さてさて我が日本代表の初戦を明後日に控えて、更に更に日本国内ではオーストラリア分析が進んでいるが、今オーストラリアでは違った考察が行われているに違いない。今日6月11日、シドニー Telster Stadium では England 代表チームを迎えて Wallabies がテストマッチを行われる。このカードはサッカーで言えばワールドカップの決勝戦で実現するカードと言える。 Wallabies のJohn Connolly 監督はメンバーに Rocky=Elson, Daniel=Heenan, のフランカーを入れてロックの Nathan=Sharpe, Dan=Vickeman とのコンビネーションを完全にするとコメントしているらしい。この狙いは England 戦でラインアウトを制するのが目的との事。ここでも空中戦を制する事に重きを置かれている。
そして2003年のワールドカップ優勝者 England に対して Force Hooker のポジションにTai= McIssac プロップに Rodney Blake の起用が仄めかされているが、この2人は何と代表初選出。もし England 戦の出場となると大変な代表デビューとなる。 もはやサプライズ人事はサッカーだけではない、というよりも新人選出自身をサプライズ人事と表現するのがサプライズなのかもしれない。
しかし、Hiddinki 監督はもとより、John Connolly Wallabies 監督を含めてオーストラリアでどうやらSocceroo には空中戦での advantage は日本のマスコミが思っているほどは無いと思われている様だ。
6月9日付けの地元紙では Blue Samirai have capacity to soar when it matters ( Blue Samurai 達は必要時には上昇能力を持っている ) との見出しをつけている。ドイツ戦の日本はセットプレーからの空中戦で2失点を喫し、アーノルド・コーチを始め空中戦に活路を見出せると世論は言うが果たしてそれほど差があるのだろうか?と。 下記の様な比較表があった。
JAPAN’S DEFFENDERS BY WEIGHT AND HEIGHT
Teruyuki Moniwa 181cm 77kg
Yuichi Komano 171cm 71kg
Tsuneyasu Miyamoto 176cm 72kg
Koji Nakata 182cm 74kg
Alessandro Santos 178cm 69kg
Keisuke Tsuboi 179cm 67kg
Akihiro Kaji 175cm 67kg
Yuji Nakazawa 187cm 78kg
AUSTRALIA’S ATTACKERS BY WEIGHT AND HEIGHT
Mark Viduka 188cm 91kg
Harry Kewell 183cm 85kg
Tim Cahill 180cm 69kg
Marco Bresciano 182cm 73kg
Jason Culina 175cm 75kg
John Aloisi 188cm 83kg
Archie Thompson 171cm 70kg
Joshua Kennedy 192cm 82kg
Mark Viduka は188cm、そして最近話題になっている Dinamo Dresden ( 来季より 1FC Nurunberg ) の Joshua Kennedy の192cmを知る人が増えたが、 Kennedy がスタメンに名を連ねるとは考えにくい。中盤選手は一番の長身が Grella の 183cm で最も低いのが175cmの Culina 。しかし日本のDF陣は中澤が187cmで Viduka のマークには充分だ。それに新たに召集された茂庭が181cm そして仲田浩二が182cm だ。怪我が完治しスタメン起用が現実的になってきた Cahill のヘッドは文句なしに Socceroo の中では定評が高いが、彼は 180cm だ。 ならばGKの川口は180cmにも満たない( 公式発表は179cm ) だからもし“身長の優位をのみでアジア王者に対抗できると思っているのであれば。” 川口の“我々はこれまで数え切れないほど、こういった(身長で優る)チームを相手にしてきたが、もしその度に屈していたらここには(ワールドカップ)いない”というコメントを引用し、オーストラリア一般で唱えられている楽観論に警笛を鳴らしている。 しかし、上記の様に数字を出して解説をするところは日本のマスコミはしない事だ。いや、そこまで頭が無いのだろう。
そして先日、ロッテルダムで行われたオランダとの試合では強豪相手に 1-1 と引分けた。日本はドイツと引分けただけで、ベスト16間違いなしとか、金星に等しい、とかの見出しが躍り続けた。 オーストラリアでもそういった風潮はあるが、 Sydney Morning Herald 紙は この試合で明らかになったことが2つある。 GKにはシュヴァルツァーをそして Duke (ヴィドゥーカ)にはこれ以上PKを蹴らさない事だ。となかなかユーモアとペーソスの効いたコラムがあった。 善戦は結果だけであった、内容はGKシヴァルツァーの4度に渡るワールドクラスのセービングがあったからで、もしワールドカップ本番でPKを得たのならヴィドゥーカは遠慮をするべきだろうと。ウルグアイでのPK戦でもヴィドゥーカだけが決められなかった。
試合前の分析やその分析内容はどうやらオーストラリアの方がリードしているといわざるを得ない。
さてさて我が日本代表の初戦を明後日に控えて、更に更に日本国内ではオーストラリア分析が進んでいるが、今オーストラリアでは違った考察が行われているに違いない。今日6月11日、シドニー Telster Stadium では England 代表チームを迎えて Wallabies がテストマッチを行われる。このカードはサッカーで言えばワールドカップの決勝戦で実現するカードと言える。 Wallabies のJohn Connolly 監督はメンバーに Rocky=Elson, Daniel=Heenan, のフランカーを入れてロックの Nathan=Sharpe, Dan=Vickeman とのコンビネーションを完全にするとコメントしているらしい。この狙いは England 戦でラインアウトを制するのが目的との事。ここでも空中戦を制する事に重きを置かれている。
そして2003年のワールドカップ優勝者 England に対して Force Hooker のポジションにTai= McIssac プロップに Rodney Blake の起用が仄めかされているが、この2人は何と代表初選出。もし England 戦の出場となると大変な代表デビューとなる。 もはやサプライズ人事はサッカーだけではない、というよりも新人選出自身をサプライズ人事と表現するのがサプライズなのかもしれない。
しかし、Hiddinki 監督はもとより、John Connolly Wallabies 監督を含めてオーストラリアでどうやらSocceroo には空中戦での advantage は日本のマスコミが思っているほどは無いと思われている様だ。
6月9日付けの地元紙では Blue Samirai have capacity to soar when it matters ( Blue Samurai 達は必要時には上昇能力を持っている ) との見出しをつけている。ドイツ戦の日本はセットプレーからの空中戦で2失点を喫し、アーノルド・コーチを始め空中戦に活路を見出せると世論は言うが果たしてそれほど差があるのだろうか?と。 下記の様な比較表があった。
JAPAN’S DEFFENDERS BY WEIGHT AND HEIGHT
Teruyuki Moniwa 181cm 77kg
Yuichi Komano 171cm 71kg
Tsuneyasu Miyamoto 176cm 72kg
Koji Nakata 182cm 74kg
Alessandro Santos 178cm 69kg
Keisuke Tsuboi 179cm 67kg
Akihiro Kaji 175cm 67kg
Yuji Nakazawa 187cm 78kg
AUSTRALIA’S ATTACKERS BY WEIGHT AND HEIGHT
Mark Viduka 188cm 91kg
Harry Kewell 183cm 85kg
Tim Cahill 180cm 69kg
Marco Bresciano 182cm 73kg
Jason Culina 175cm 75kg
John Aloisi 188cm 83kg
Archie Thompson 171cm 70kg
Joshua Kennedy 192cm 82kg
Mark Viduka は188cm、そして最近話題になっている Dinamo Dresden ( 来季より 1FC Nurunberg ) の Joshua Kennedy の192cmを知る人が増えたが、 Kennedy がスタメンに名を連ねるとは考えにくい。中盤選手は一番の長身が Grella の 183cm で最も低いのが175cmの Culina 。しかし日本のDF陣は中澤が187cmで Viduka のマークには充分だ。それに新たに召集された茂庭が181cm そして仲田浩二が182cm だ。怪我が完治しスタメン起用が現実的になってきた Cahill のヘッドは文句なしに Socceroo の中では定評が高いが、彼は 180cm だ。 ならばGKの川口は180cmにも満たない( 公式発表は179cm ) だからもし“身長の優位をのみでアジア王者に対抗できると思っているのであれば。” 川口の“我々はこれまで数え切れないほど、こういった(身長で優る)チームを相手にしてきたが、もしその度に屈していたらここには(ワールドカップ)いない”というコメントを引用し、オーストラリア一般で唱えられている楽観論に警笛を鳴らしている。 しかし、上記の様に数字を出して解説をするところは日本のマスコミはしない事だ。いや、そこまで頭が無いのだろう。
そして先日、ロッテルダムで行われたオランダとの試合では強豪相手に 1-1 と引分けた。日本はドイツと引分けただけで、ベスト16間違いなしとか、金星に等しい、とかの見出しが躍り続けた。 オーストラリアでもそういった風潮はあるが、 Sydney Morning Herald 紙は この試合で明らかになったことが2つある。 GKにはシュヴァルツァーをそして Duke (ヴィドゥーカ)にはこれ以上PKを蹴らさない事だ。となかなかユーモアとペーソスの効いたコラムがあった。 善戦は結果だけであった、内容はGKシヴァルツァーの4度に渡るワールドクラスのセービングがあったからで、もしワールドカップ本番でPKを得たのならヴィドゥーカは遠慮をするべきだろうと。ウルグアイでのPK戦でもヴィドゥーカだけが決められなかった。
試合前の分析やその分析内容はどうやらオーストラリアの方がリードしているといわざるを得ない。