先週の続きです。
“黄山宏村シリーズ”の、たぶん?最終回です。
お呪い?とか、厄よけ?とか、そんな事なのでしょうか、真っ赤な“お札?”が、どこのお宅の入り口にも張られています。
おじさんが、しゃがみ込み、水路の掃除でしょうか?
このお方、水路から家への取り入れ口のゴミを取り除いているのですが、そのゴミは、後方の水路に“ポィ”しているのです、すべて水に流す・・・・・・そういう事?なのでしょうか。
いろいろ説明に熱中し、後ろから来た女性に気付かず、もう少しで、女性の顔に“ゴミ取りハサミ?”が直撃かるところでした。しかし、おじさんは、女性に対して、まったく知らん顔です。
家に案内してくれるそうです。入り口には、これも何かのお呪いでしょうか? 男の子と、女の子の、絵と云うか、お札と云うか、兎に角、可愛い笑顔です。
これぞ!中国!と云った、格子模様。
この家にも、掛け軸が壁にいっぱい掛かっています。明の時代に建てられたそうで、400年も前です。
父も母も、祖父も祖母も、そのまた父も母も、そのまた祖父も祖母も、ずっと、ずっと、この家で暮らしていた何て、いったい、どんな? 感じなのでしょうか?
我が家では、祖先はせいぜい、祖父と祖母迄で、その先はまったく判りません。父の方は、明治の頃に名古屋方面から東京に出て来たようだと、何かの時に父から聞いたことがある程度です。
代々受け継いで来た家、代々受け継いで来た財産、代々受け継いで来た暮らし方、400年ですからねェ、何とも、重苦しいような、かび臭いような、そんな・・・・・・。
なかなか手入が行き届いた庭です。庭の池、そして、家の床下にも水を廻し、夏はとても涼しいそうです。冬にはどんな効果が? 冬は、やっぱり、寒いので水は止めるのかも?
二階に組まれた櫓を案内してくれました。階段が途中から垂直になるのです。櫓への荷重が垂直に懸かるように設計されているのです。
その昔、斜めに階段を造り、片側に荷重が集中して、櫓が倒れた経験から、このような形式が生まれたのでしょう。すべての知恵は、失敗の経験から生まれているのです。
でも、しかし、櫓が倒れるように、結果は直ぐに判る形で現れないのが人の世の常、いろいろな要因が複雑に絡み合い、何が、何処に、どのように影響したのかはとてもムズカシイのです。
まぁ、兎に角、垂直階段により荷重を分散し、安定し長持ちしている櫓からの眺め、それなりにケッコーでした。
村の中心、半月の池、“月塘”に戻って来ました。外にテーブルを出して夕食です。お父さんは晩酌ですか?
夕食のおかず、う~ん、何でしょうかねェ。
この女の子、この後すぐ、茶碗を抱えて家の中に入ってしまいました。知らない人に見られながらの夕食は、とても恥ずかしいですよねェ。
夕方の散歩です。この老人、何処かで見た覚えがあります。うん、社会党が政権に入った当時の書記長で、たぶん、何かの大臣で入閣された方に、とてもそっくりです。名前は忘れました。
こちらでは、洗濯をしています。
世界文化遺産で、ふつうに暮らす、宏村の人たちです。
村人も、村の暮らしも、ぜんぶ含めて、世界文化遺産なのです。
“世界ふれあい街歩き”で、歩いた、中国は、黄山宏村でした。
これでおしまいです。
それでは、また明日。
“黄山宏村シリーズ”の、たぶん?最終回です。
お呪い?とか、厄よけ?とか、そんな事なのでしょうか、真っ赤な“お札?”が、どこのお宅の入り口にも張られています。
おじさんが、しゃがみ込み、水路の掃除でしょうか?
このお方、水路から家への取り入れ口のゴミを取り除いているのですが、そのゴミは、後方の水路に“ポィ”しているのです、すべて水に流す・・・・・・そういう事?なのでしょうか。
いろいろ説明に熱中し、後ろから来た女性に気付かず、もう少しで、女性の顔に“ゴミ取りハサミ?”が直撃かるところでした。しかし、おじさんは、女性に対して、まったく知らん顔です。
家に案内してくれるそうです。入り口には、これも何かのお呪いでしょうか? 男の子と、女の子の、絵と云うか、お札と云うか、兎に角、可愛い笑顔です。
これぞ!中国!と云った、格子模様。
この家にも、掛け軸が壁にいっぱい掛かっています。明の時代に建てられたそうで、400年も前です。
父も母も、祖父も祖母も、そのまた父も母も、そのまた祖父も祖母も、ずっと、ずっと、この家で暮らしていた何て、いったい、どんな? 感じなのでしょうか?
我が家では、祖先はせいぜい、祖父と祖母迄で、その先はまったく判りません。父の方は、明治の頃に名古屋方面から東京に出て来たようだと、何かの時に父から聞いたことがある程度です。
代々受け継いで来た家、代々受け継いで来た財産、代々受け継いで来た暮らし方、400年ですからねェ、何とも、重苦しいような、かび臭いような、そんな・・・・・・。
なかなか手入が行き届いた庭です。庭の池、そして、家の床下にも水を廻し、夏はとても涼しいそうです。冬にはどんな効果が? 冬は、やっぱり、寒いので水は止めるのかも?
二階に組まれた櫓を案内してくれました。階段が途中から垂直になるのです。櫓への荷重が垂直に懸かるように設計されているのです。
その昔、斜めに階段を造り、片側に荷重が集中して、櫓が倒れた経験から、このような形式が生まれたのでしょう。すべての知恵は、失敗の経験から生まれているのです。
でも、しかし、櫓が倒れるように、結果は直ぐに判る形で現れないのが人の世の常、いろいろな要因が複雑に絡み合い、何が、何処に、どのように影響したのかはとてもムズカシイのです。
まぁ、兎に角、垂直階段により荷重を分散し、安定し長持ちしている櫓からの眺め、それなりにケッコーでした。
村の中心、半月の池、“月塘”に戻って来ました。外にテーブルを出して夕食です。お父さんは晩酌ですか?
夕食のおかず、う~ん、何でしょうかねェ。
この女の子、この後すぐ、茶碗を抱えて家の中に入ってしまいました。知らない人に見られながらの夕食は、とても恥ずかしいですよねェ。
夕方の散歩です。この老人、何処かで見た覚えがあります。うん、社会党が政権に入った当時の書記長で、たぶん、何かの大臣で入閣された方に、とてもそっくりです。名前は忘れました。
こちらでは、洗濯をしています。
世界文化遺産で、ふつうに暮らす、宏村の人たちです。
村人も、村の暮らしも、ぜんぶ含めて、世界文化遺産なのです。
“世界ふれあい街歩き”で、歩いた、中国は、黄山宏村でした。
これでおしまいです。
それでは、また明日。