歩く・見る・食べる・そして少し考える・・・

近所を歩く、遠くの町を歩く、見たこと食べたこと、感じたことを思いつくままに・・・。おじさんのひとりごと

パレルモを歩く(4)-合羽橋ですか?   

2010年02月09日 | 世界の風景
昨日の続きです。

旧市街は職人の街だそうで、“自転車屋通り”を抜けると、今度は何屋通り?


何か、いろいろな道具が並んでいます。


まさに旧市街です、外観は趣に加えて、かなり傷みも目立ちます。スラム的な匂いも漂うようで・・・・・・。


またも、太った“イタリア親爺”です。ホント!イタリア人は、男も女も良く食べるそうで、美人も美男も二十歳を過ぎると単なるデブになる確率が相当高い、との話を以前に、何処かの誰かに、聞いたような気がします。


ここは“金物屋通り”だそうです。東京の合羽橋商店街に雰囲気が似ています。


この、うす毛で、赤ら顔で、出っ腹で、愛想が良くて、喋りまくる親爺さんは、もう、イタリア職人のイメージにピッタリ。この方も、商売を楽しんでいるようです。


この店には、何でも有るし、何でも造るそうです。この“大型ヘラ”は何の道具か直ぐに判りました。ピザを窯で焼く時、入れたり、出したりする道具です。


これは、まったく、何の道具か皆目不明。


サボテンの実を採る道具だそうです。イタリアとサボテン? どうも、何とも、イメージが繋がらないのです。道具があると云う事は、日常的にサボテンの実を採取している訳です。


何か?どうも?と、思っていたら、そう! 思い出しました! そうです!“マカロニウェスタン”で観ました。サボテンの生える草原を“ジュリアーノ・ジェンマ”が馬に乗って走るシーンが、あったような・・・・・・。

でも、調べてみたら、イタリア映画なのですが、撮影されたのは、ユーゴスラビアやスペインだったそうです。でも、ここで、サボテンの実を採る道具を売っているのですから、間違いなくイタリアでもサボテンは身近にあるのです。

でも、もしかして、フツウのイタリア人がコレを見て、直ぐに何の道具か判る人はあんまり居ないのかも? この親爺さん、注文があれば、何でも造ってしまうそうですから、イタリアでも、かなり特殊な道具の可能性があります。

しかし、スゴイ金物通りです。まだ、まだ、凄くて、トンデモない道具を売っていそうです。


これは、スゴイ! と云うか、珍しいと云うか、馬車です! でも業務用の運搬車ではなく、どうも観光用のようで、それほど凄くは無かったです。


以前、北欧の何処かの都市で、現役の荷物運搬用の馬車を見た記憶があります。まぁ、見た!と云っても、テレビの画面ですけど。

NHK“世界ふれあい街歩き”で、イタリア、シチリア島、パレルモを歩くは、まだ、まだ、続きます。



それでは、また明日。

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