歩く・見る・食べる・そして少し考える・・・

近所を歩く、遠くの町を歩く、見たこと食べたこと、感じたことを思いつくままに・・・。おじさんのひとりごと

“西武線シリーズ完結”の“おまけ”

2008年01月16日 | 東京の風景
今日は「おまけ」の話しです。

シリーズ前編は去年の7月16日に始まり、7月22日迄の16回、後編は12月6日から昨日までの21回、前後編合わせて「37回」の長編シリーズとなりました。



実際に歩いたのは、前編が去年の7月15日で、後編は11月14日でした。2日間のことをダラダラと書いた分けです。



前編が夏、後編は秋、歩いて、見て、食べて、少し考えた分けですが、一人で知らない街を歩く事、時折、何気なく思い出す「寂しさが」たまらなくいいのです。



何処かで、いつか、見たような、ただ「ふつう」の風景がいいのです。それと、「神社」、「お寺」、何ですが、ここの居心地がとてもいいのです。

練馬の錦町の“如意山 金乗院 萬徳寺”で、銀杏の大木をボンヤリ見上げていると、作務衣姿にフルフェイスのヘルメット姿の住職らしき人が、山門前にバイクを止め、寺務所に走り込んで行きました。



一時して、その住職らしき人が、寺務所からバイクに向かい、小走りに私の傍らを通り過ぎました。

私は、銀杏の木を先ほどから見上げていると、住職らしき人は一旦立ち止まり、2、3歩、私の方に戻り、

「もう少しで紅葉します、綺麗ですから、是非、また、その頃にまたお出で下さい」と早口で告げ、バイクに向かい走って行きました。



小走りに、出たり入ったり、バイクに跨り、忙しそうでした。体型、走り方、しゃべり方、声の様子から、40代の前半と思われます。

門前に掲げられたユングの言葉を、「真言密教秘伝?」の「下手巧書体?」で書いたのは、この方なのでしょう。

今にして思うと、この方「ちりとてちん」の「草原」のような雰囲気がしてきました。

それと、思いだしました。富士見台の商店街で「撮った」とある事務所の写真です。「とある」とは「その筋」の事です。



その筋の、「住」のつく「連合組織」に連なる事務所です。「住」と云っても「住友グループ」ではありません。

後で考えると、あんなと処で辺りの様子を窺い、事務所にカメラを向けていたら「防犯カメラ」じゃなくて、出入り監視カメラで捉えられ、気の荒い若い者が飛び出して来て、取り囲まれ撮した画像を消すように脅かされたかも知れません。

云う事を聞かないと「画像」ではなく、撮った本人が「消された」かも知れません。

何て冗談ですが、この組は、いゃ、この組織は、それなりに歴史と伝統があり、業界では「名門」のようです。名称は地名から付けられています。

その筋の組織が、堂々と看板を掲げているのを見たのは、生まれてはじめてです。「新暴対法」では、看板を掲げられないと思っていたのですが、そうでは無かったようです。



いろいろありました。私の中で、西武新宿線、西武池袋線、東武東上線の沿線イメージ、そして地理的な繋がりの空白が埋まりました。




さぁてと、今度は東京の何処を歩いてこようかな・・・・・・。




兎に角、ふつうの街を、ふつうに歩き、ふつうに感じ、ふつうに考える、まぁ、そんな事です。



西武線シリーズの“おまけ”でした。


それでは、また次回。


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