昨日の続きです。
塩原温泉に到着しました。空は雲がかかり、日も暮れかかり、鄙びたと云うか、寂れたと云うか、淋しくて、懐かしい温泉町の風景です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/b5/5155bd4ba0082495408b5d83721e324d.jpg)
ここが今晩泊まる宿です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/8b/01e374b81a6dc0325b1cda2e892661d1.jpg)
築30有余年と云った雰囲気です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/a8/274726782d59d95bcbb3754f2ef09bd6.jpg)
自動ドアを通ってロビーに入り、中の様子を見た瞬間思いました。
「まぁ、しょうがないよなぁ、料金が“料金だし”他に空いて無かったのだから」
フロントには誰も居ません。ベルを押すと奥からフリースのジャケットを着た30代の男性が出て来ました。どう見ても「裏方風スタイル」です。
ジャケットは灰色、焦げ茶色のプラスチック枠のメガネ、笑顔もなく、「こちらにお名前をお願いします」と一言。
一見して客商売には不向きなタイプですが、タダ真面目そうには見えます。
記入しょうと思い、カウンターの上を筆記用具を探し視線を動かしたのですが、それらしき物は辺りに見当たらないのです。
ふつうであれば、客のそのような動作に対して、直ぐに気が付き「失礼しました」と云って、ボールペンを差し出すものですが、彼は全く気が付かない様子。
仕方なく「あの・・・・・・。書く物ないの?」と聞くと、「あっ!」と云って、自分のポケットからボールペンを差し出しました。
失敗した! と思いました。
人影もないロビー、仲居さんの姿も有りません。自分達で荷物を持って、自分達で部屋を探すのかも知れません。
宿帳に記入を済ませると、フロントの脇の通路から60代の仲居さんが現れました。これで一安心。
仲居さんに案内され、エレベーターに乗り最上階の5階まで上がります。ドアが開き通路に出ます。
暗いのです、壁も、床も、天上も、部屋のドアにも、過ぎ去った時の流れを感じるのでした。
温泉旅館の雰囲気を感じたのは、このフロントから浴室のある通路付近だけでした。写真は実物より良く見えます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/77/28/321160bb0eeb89abf045a2fcd6bf2bb9.jpg)
兎に角、部屋に入ります。まぁ、こんなもんなのでしょう。実はこの宿の料金は「平日一室3名以上 お一人様8千円から」と格安で、朝夕の食事も部屋出しなのです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/62/5e/c4d27b2d223febc22925719d1ead36b8.jpg)
格安料金で「部屋出し」が決め手になりました。8千円は不安なので、料理が「ワンランク上」の1万円コースにしました。
ネットで見た、ホテルの外観が「夜間撮影」なので、「これは?」と、思ったのですが、空き室が他に無かったのです。
建物の外観が「夜間撮影」の宿は、「明るい昼間」の撮影に「耐えられない」宿です。これは100%間違いありません。
どうしても、2週間前に云った岳温泉の宿と比較してしまうのです。
窓からの眺めは、・・・・・・特にコレと云って有りません。母からも特にコメントは無し。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/3a/2bb9013faf80afeab54d3199176b9806.jpg)
あれが塩原一の規模を誇る「ホテルニュー塩原」です。こんなに大きなホテルは稼働率を上げるのは大変でしょう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/d2/b5b16b551ae06c959176a164d68a6ed8.jpg)
大きなホテルは、以前、鬼怒川の「ホテルニュー岡部」で懲りています。ホテル内の移動が大変なのです。年寄りにはムリです。
ホントに外の眺めは寂しいのです。窓の下は駐車場ですが、他に何組か宿泊客は居るようです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/07/bd/c5b989421546ac326f0148e7243c2e62.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/11/76/3e0614be4e36e547b35ee685dd7cbe31.jpg)
時間があるので、暗くなる前に温泉街の散策をしょうと思います。
それでは、また明日。
塩原温泉に到着しました。空は雲がかかり、日も暮れかかり、鄙びたと云うか、寂れたと云うか、淋しくて、懐かしい温泉町の風景です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/b5/5155bd4ba0082495408b5d83721e324d.jpg)
ここが今晩泊まる宿です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/8b/01e374b81a6dc0325b1cda2e892661d1.jpg)
築30有余年と云った雰囲気です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/a8/274726782d59d95bcbb3754f2ef09bd6.jpg)
自動ドアを通ってロビーに入り、中の様子を見た瞬間思いました。
「まぁ、しょうがないよなぁ、料金が“料金だし”他に空いて無かったのだから」
フロントには誰も居ません。ベルを押すと奥からフリースのジャケットを着た30代の男性が出て来ました。どう見ても「裏方風スタイル」です。
ジャケットは灰色、焦げ茶色のプラスチック枠のメガネ、笑顔もなく、「こちらにお名前をお願いします」と一言。
一見して客商売には不向きなタイプですが、タダ真面目そうには見えます。
記入しょうと思い、カウンターの上を筆記用具を探し視線を動かしたのですが、それらしき物は辺りに見当たらないのです。
ふつうであれば、客のそのような動作に対して、直ぐに気が付き「失礼しました」と云って、ボールペンを差し出すものですが、彼は全く気が付かない様子。
仕方なく「あの・・・・・・。書く物ないの?」と聞くと、「あっ!」と云って、自分のポケットからボールペンを差し出しました。
失敗した! と思いました。
人影もないロビー、仲居さんの姿も有りません。自分達で荷物を持って、自分達で部屋を探すのかも知れません。
宿帳に記入を済ませると、フロントの脇の通路から60代の仲居さんが現れました。これで一安心。
仲居さんに案内され、エレベーターに乗り最上階の5階まで上がります。ドアが開き通路に出ます。
暗いのです、壁も、床も、天上も、部屋のドアにも、過ぎ去った時の流れを感じるのでした。
温泉旅館の雰囲気を感じたのは、このフロントから浴室のある通路付近だけでした。写真は実物より良く見えます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/77/28/321160bb0eeb89abf045a2fcd6bf2bb9.jpg)
兎に角、部屋に入ります。まぁ、こんなもんなのでしょう。実はこの宿の料金は「平日一室3名以上 お一人様8千円から」と格安で、朝夕の食事も部屋出しなのです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/62/5e/c4d27b2d223febc22925719d1ead36b8.jpg)
格安料金で「部屋出し」が決め手になりました。8千円は不安なので、料理が「ワンランク上」の1万円コースにしました。
ネットで見た、ホテルの外観が「夜間撮影」なので、「これは?」と、思ったのですが、空き室が他に無かったのです。
建物の外観が「夜間撮影」の宿は、「明るい昼間」の撮影に「耐えられない」宿です。これは100%間違いありません。
どうしても、2週間前に云った岳温泉の宿と比較してしまうのです。
窓からの眺めは、・・・・・・特にコレと云って有りません。母からも特にコメントは無し。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/3a/2bb9013faf80afeab54d3199176b9806.jpg)
あれが塩原一の規模を誇る「ホテルニュー塩原」です。こんなに大きなホテルは稼働率を上げるのは大変でしょう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/d2/b5b16b551ae06c959176a164d68a6ed8.jpg)
大きなホテルは、以前、鬼怒川の「ホテルニュー岡部」で懲りています。ホテル内の移動が大変なのです。年寄りにはムリです。
ホントに外の眺めは寂しいのです。窓の下は駐車場ですが、他に何組か宿泊客は居るようです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/07/bd/c5b989421546ac326f0148e7243c2e62.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/11/76/3e0614be4e36e547b35ee685dd7cbe31.jpg)
時間があるので、暗くなる前に温泉街の散策をしょうと思います。
それでは、また明日。