昨日の続きです。
石神井公園駅を後にして、「豊島園駅」を目指して歩き始めました。高層マンションを望む畑けを過ぎたところで、「あの10割そば」の看板を発見。
「手打ち10割」とあります。これに何度も騙されてきました。そば粉100%だから「完成品の蕎麦」が旨いとは、そう単純ではないのです。
以前にも書きましたが、10割蕎麦の看板に釣られて3回失敗しています。旨い蕎麦屋は「材料」だけを売り物にはしません。
材料に加えて、打ち方、茹で方、茹で後の水通し、そして、最後に汁です。
材料プラス「加工技術なのだぁ!」 と声を大にして云いたい。少し興奮してしましました。兎に角、10割看板は良くないのだ!
「10割看板」を睨みつつ、ペットボトルのスポーツドリンクを飲み、心を落ち着かせ歩き始めたのです。
路が線路から遠ざかりつつあるので、線路沿いに出ようと路地に入りました。すると、路地の真ん中に「ゴミのような物」が置かれているのです。
「何じゃコリャ?」と、「ゴミ」に近づくと、壊れたポリバケツの中に「私道」と書かれた「板きれ」が入っています。
なるほど! そう云う事ですか、「私道だから車は通行するな!」の意志表示なのです。もう少し、何とか、それらしい「表示」を・・・・・・、何て思ったりしました。
路地を突き当たると線路沿いの路に出ました。ここから線路は「高架」になります。
この左のワンボックスカー何ですが、京都ナンバーで車内には若い男女が一組、地図を見ながら何やら相談をしていました。「残念」ながら特に妖しい雰囲気は有りませんでした。
線路沿いに公園を見つけました。先ずはトイレです。用を済ませ木陰で帽子をとり、小鳥のさえずりを聞きながら汗を拭いていると、猫が現れました、右端のおじさんが飼い主です。
小鳥の声に、猫は「野性」を呼び覚まさし「狩猟態勢」をとり樹に登り始めました。姿勢を低くしてゆっくり静かに脚を前に送り出します。
辺りは、一瞬にして緊迫した雰囲気となり、私もペットボトルを口にくわえたままで、息を殺して猫を見つめました。
小鳥と猫の距離が縮まると、小鳥は上の枝に移って行きます。「縮まると上へ、縮まると上へ」と、何回かくり返すうちに、猫はかなり高い所まで上がって行き、結局は小鳥は樹から飛び去って行きました。
この時、飼い主と視線が合いお互いに「ニヤリ」としてしまいました。
完全に、猫は小鳥に「からかわれた」ようです。この時点でカメラのメモリーがイッパイになりカードを交換です。
猫は木の上からなかなか降りられず、何を迷ったのか途中で他の枝に移って、上に登りかけたり、かなり混乱した様子で、最後は飼い主に助けられていました。
この猫、本能のままに小鳥を追いかけたのですが、小鳥を捕獲する能力はとっくの昔に失っていたのです。
逃げられた後、高い樹の上で混乱し恐怖を味わい、人間に養われている、ペットとしての自分に気付いた事でしょう。
しかし、姿勢を低くして小鳥を追いつめていくところ迄は、カッコヨカッタ!と誉めてあげたいと思います。
ハンティングを見終わり、スポーツドリンクを一口飲んで出発です。
「豊島園」はまだ先です。
それではまた明日。
石神井公園駅を後にして、「豊島園駅」を目指して歩き始めました。高層マンションを望む畑けを過ぎたところで、「あの10割そば」の看板を発見。
「手打ち10割」とあります。これに何度も騙されてきました。そば粉100%だから「完成品の蕎麦」が旨いとは、そう単純ではないのです。
以前にも書きましたが、10割蕎麦の看板に釣られて3回失敗しています。旨い蕎麦屋は「材料」だけを売り物にはしません。
材料に加えて、打ち方、茹で方、茹で後の水通し、そして、最後に汁です。
材料プラス「加工技術なのだぁ!」 と声を大にして云いたい。少し興奮してしましました。兎に角、10割看板は良くないのだ!
「10割看板」を睨みつつ、ペットボトルのスポーツドリンクを飲み、心を落ち着かせ歩き始めたのです。
路が線路から遠ざかりつつあるので、線路沿いに出ようと路地に入りました。すると、路地の真ん中に「ゴミのような物」が置かれているのです。
「何じゃコリャ?」と、「ゴミ」に近づくと、壊れたポリバケツの中に「私道」と書かれた「板きれ」が入っています。
なるほど! そう云う事ですか、「私道だから車は通行するな!」の意志表示なのです。もう少し、何とか、それらしい「表示」を・・・・・・、何て思ったりしました。
路地を突き当たると線路沿いの路に出ました。ここから線路は「高架」になります。
この左のワンボックスカー何ですが、京都ナンバーで車内には若い男女が一組、地図を見ながら何やら相談をしていました。「残念」ながら特に妖しい雰囲気は有りませんでした。
線路沿いに公園を見つけました。先ずはトイレです。用を済ませ木陰で帽子をとり、小鳥のさえずりを聞きながら汗を拭いていると、猫が現れました、右端のおじさんが飼い主です。
小鳥の声に、猫は「野性」を呼び覚まさし「狩猟態勢」をとり樹に登り始めました。姿勢を低くしてゆっくり静かに脚を前に送り出します。
辺りは、一瞬にして緊迫した雰囲気となり、私もペットボトルを口にくわえたままで、息を殺して猫を見つめました。
小鳥と猫の距離が縮まると、小鳥は上の枝に移って行きます。「縮まると上へ、縮まると上へ」と、何回かくり返すうちに、猫はかなり高い所まで上がって行き、結局は小鳥は樹から飛び去って行きました。
この時、飼い主と視線が合いお互いに「ニヤリ」としてしまいました。
完全に、猫は小鳥に「からかわれた」ようです。この時点でカメラのメモリーがイッパイになりカードを交換です。
猫は木の上からなかなか降りられず、何を迷ったのか途中で他の枝に移って、上に登りかけたり、かなり混乱した様子で、最後は飼い主に助けられていました。
この猫、本能のままに小鳥を追いかけたのですが、小鳥を捕獲する能力はとっくの昔に失っていたのです。
逃げられた後、高い樹の上で混乱し恐怖を味わい、人間に養われている、ペットとしての自分に気付いた事でしょう。
しかし、姿勢を低くして小鳥を追いつめていくところ迄は、カッコヨカッタ!と誉めてあげたいと思います。
ハンティングを見終わり、スポーツドリンクを一口飲んで出発です。
「豊島園」はまだ先です。
それではまた明日。