歩く・見る・食べる・そして少し考える・・・

近所を歩く、遠くの町を歩く、見たこと食べたこと、感じたことを思いつくままに・・・。おじさんのひとりごと

新潟市を歩いて見たい ③信濃川は千曲川だった!

2010年12月06日 | 歩いて見たい
先週の続きです。

先週は“新潟ブルース”が中心で、狭い路地に迷い込んでしまいました。旅の下調べが目的で始めたので、先ずは、広い通りに出ると云うか、新潟市を大づかみすると云うか、まぁ、そんなところから始めたいと思います。

それで、新潟市ですが、今年の10月末現在、男が38万7千482人で、 女は41万6千503人で、合計80万3千985人で、世帯数は31万2千572世帯だそうです。

本州の日本海側では最大の都市で、20007年の4月1日に“政令指定都市”になっていたのでした。新潟県と云うと、魚沼産コシヒカリと、え~と、田中角栄さんと・・・・・・え~と、そのくらいです。

何か、お祭りみたいなものは、あったっけ? 秋田が“竿燈”で、青森が“ねぶた”で、仙台が七夕で、これが東北三大祭りで・・・・・・、あれッ? もしかして、そうでした!東北は、青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県の6県で、何か、東北ぽっいのですが、新潟県は東北地方ではありませんでした。失礼。

そうです。天気予報でやっている“関東甲信越地方”で、関東地方を除くと“甲信越地方”に所属しているのです。甲が山梨で、信が長野で、越が新潟です。東北地方と云う言葉と比較して、単独で“甲信越地方”と云う言葉はあまり耳にしません。

それで、新潟市と云うと、残念にがら何も思いつきません。でも、しかし、何故か新潟市を歩いてみたいと思っているのです。新潟市は、歌に唄われた、萬代橋と、古町通りと、新潟駅なのです。

先ずは萬代橋から、いろいろと探ってみたいと思います。新潟市は、そもそもです。信濃川の河口にできた町で、萬代橋は信濃川河口から二番目に架かる橋です。写真中央のアーチ橋が萬代橋。

右上河口より一番目の橋が“柳都橋”です。新潟は“柳”が通りに多く植えられているそうで、それで、柳の都で「柳都・・・りゅうと」で、柳都に架かる橋で柳都橋。とても分かり易い。

                【新潟市公式観光情報サイトより転載】


それで、信濃川ですが、信濃川と云えば“日本一長い川”と、小学校の社会科の授業で教わったものです。それが、何と、今回調べていたら、驚き!の事実が判明したのです。

皆さん! 知ってました? 信濃川は千曲川だったのです。長野県を流れている時は千曲川で、新潟県に入ると信濃川に名前を変えるのです。そんな事、小学校の社会科で教わったっけ?

                【5年前に小諸市懐古園から撮った千曲川の流れ】

全長367㎞のうち、信濃川と呼ばれている部分が153㎞で、千曲川と呼ばれている部分は214㎞で、千曲川の方が61㎞長いのです。しかし、“河川法上”は千曲川を含めた信濃川水系の本流を“信濃川”と規定しているため、信濃川が日本で一番長い川となっているそうです。

それで、“信濃川”ですが、今回、あらためて、しっかり、じっぐり、その名前を見つめてみたら、“信州信濃の国”から流れて来た川で“信濃川”だったのです。

当たり前かァ? 気が付くのが遅い! 信州信濃と云うと、“信州信濃のソバよりも、私しゃあなたのソバがイイ”何てェ~都々逸?を口ずさんでしまうのです。

5年前、懐古園の入り口近くの蕎麦屋で食べた“信州信濃の蕎麦”です。“野菜の天ぷら”に“おひたし”が付いた“おろしそば”が8百何十円でした。

観光地にしてはお安く、店内も綺麗で、店員さんも感じ良く、とても美味しかったのです。ここは一緒に行った姪の奢りでした。


信州信濃の国では“くねくねと”と、いっぱい、いっぱい曲がって流れているので、“千曲川”と呼んだのでしょう。たぶん、きっと、間違いない!

お終いは、演歌で締めたいと思います。

“五木ひろし”が唄う旅情演歌、千曲川。


そして、あの“新潟ブルース”の山岸兄弟の曲“信濃川慕情”です。こちらの曲は、「新潟ブルース」とは異なり、作詞が山岸一二三と水沢敬吾の共作で補作詞ではありません。作曲は山岸英樹の単独作になっています。唄うは“黒沢明とロス・プリモス”


それにしても、歌詞ですが、いくら日本一の“長い川”で売っている信濃川だとしても、“町に流れる長い川・思い出させる長い川・遠く流れる長い川”と、長い川だけに頼り過ぎでは、と、思います。


それでは、また明日。



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