歩く・見る・食べる・そして少し考える・・・

近所を歩く、遠くの町を歩く、見たこと食べたこと、感じたことを思いつくままに・・・。おじさんのひとりごと

誰も、何も、考えない!これが秘訣だった!?

2007年07月25日 | 世間話し
参議院選挙選挙の投票日が近づきました。

どうしましょうかね?

以前に、理念、理想を掲げて選挙戦を戦うべきと書きましたが、やはり、「消えた年金」が最大の争点です。

自分がいくら貰えるのか? 自分の年金は消えているのか? 身近で切実ですからね。

しかし、でも、そんな「銭金」の事で「騒いで」いいのでしょうか? 参議院はそんな目先の事を考えるところでしょうか?

やるべき事は、将来の日本の形を決める憲法論議です。政党は分かり易く説明すべきであり、国民は理解する為の努力をするべきです。

でも、そんな事、する訳がないですね。

そもそも、選挙があっても、自分の選挙区で誰が立候補しているのか? 選挙公約は? 選挙区と比例区の違いは?比例区は候補者名? 政党名?どっちを書くの?そんな人にも選挙権があります。

そして、何故か?そんな人は棄権する率が低いのです。兎に角、投票には行くのです。投票を「義務」と思っています。

そして、そのような人は、あまりと云うか、ほとんど考えないで、近所の知り合いに云われた候補者に投票します。

世の中、何も考えない人達の投票で政治家が選ばれ、そして、政治の事は考えず、選挙の事しか考えない政治家によって、官僚が作った「政治」を承認しているのです。

官僚は、国益よりもの省益を考えます。それでは誰が全体を把握し国益を考えているのでしょうか?

誰も考えていないのです。考えなくても、これまでは暮らしてこられました。


普通の人が、普通に暮らせた世の中から、普通の人は、「それなりに」しか暮らせない世の中になってしまいました。


銭金だけを考えていると、いつかきっと、三食を満足に食べられないのが、普通の人の、普通の暮らしになってしまいます。


将来の不安よりも、明日の食事が不安になる時代が近づいて来る?


銭金が一番と思っている人も、銭金以外の事も自分で考え投票しましょう。


それでもやっぱり、自分で考えるのは面倒だと思ったら、その時の「風」に乗りに投票しましょう。

今、風は野党に吹いています。風に逆らってはいけません。


政権政党が変われば、長期政権の「垢=政・官・業の癒着等」だけは落とせます。官僚にも多少は緊張感が生まれるでしょう。


「消えた年金」も長期政権の垢です。


理念、理想のことは、垢を落とした後からでも大丈夫でしょう。


民主主義は時間がかかります。民主主義は絶対ではないですし、民主的に「独裁」も選択できます。


「民主主義は「独裁」よりも、多少「大きな間違い」を起こし難い程度のシステムです。そして、今、それが一番イイシステムです。


それではまた明日。 




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