歩く・見る・食べる・そして少し考える・・・

近所を歩く、遠くの町を歩く、見たこと食べたこと、感じたことを思いつくままに・・・。おじさんのひとりごと

つくば市竜巻被災地の現場 その④ 何故か位牌が

2012年05月11日 | つくば市の風景
昨日の続きです。

竜巻の被災地、北条地区を歩いています。

“スーパーカスミ”の脇から、125号線と138号線の間を通る“つくばリンリンロード”を西に向かって“雇用促進住宅(×印B)”に向かいました。


裏手から見た雇用促進住宅。周囲は田圃で高い建築物はこの住宅だけ、竜巻の風が集中して襲いかかったように見えます。裏の窓枠にブルーシートが貼られています。竜巻が部屋を通り抜けたのです。


リンリンロードの土手には竜巻で飛ばされ折れ曲がった自転車が、


北東方向をふり返ると、遠くに破壊された住宅が見えます。すべてが泥に覆われ薄茶色の景色です。


巻き上げられた泥が建物の中央部に付着しています。竜巻が通り抜けていった痕でしょうか?


すべてのガラスが破壊され、


車も破壊されています。


住宅前の駐車場には中継車が2台、パラボラは衛星を使って放送局との送受信で、この高くそびえるアンテナは現場との送受信用でしょうか。


何も無い平坦な田圃を通過して、この住宅に正面から竜巻が衝突し破壊していったようです。


家の中の家財道具は、竜巻に吹き飛ばされたようです。


何故か位牌らしきモノが、


近づいてみたら、確かに位牌です。でも、戒名は書かれていません、未使用?の位牌なのでしょう。戒名が書かれていれば、当然こんな処に置き去りにされている筈がありません。


集会場でしょうか、土台以外は跡形もありません。


車が、


ペシャンコです。


125号線沿いに住宅はあります。


かなり渋滞しています。ほとんどの車が携帯を外に向けて撮影をしていました。明らかに見物渋滞です。


道路の反対側には潰れた住宅が、


どうも、この住宅が中学生が亡くなられた家のようです。花束がみえます。

もう少し、歩き回ります。

それでは。



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