お気に入りその827～竹鶴政孝パート219

今回のお気に入りは竹鶴政孝パート219、「マッサン」です。

今朝はとんでもないニュースが飛び込んできました。
来年９月のＮＨＫ朝ドラが、竹鶴政孝とリタを主人公にした「マッサン」に決定したというニュースです。

ニッカウヰスキーが創業80年を迎える来年、竹鶴政孝とリタの物語がＮＨＫ朝ドラでドラマ化されるなんて、ニッカファン・政孝ファンにとって本当に夢のようです。

制作発表では、”夢に生きる不器用な日本男児”と”大阪弁を話す気品溢れる英国人妻”が織りなす”夫婦の人情喜劇”で、外国人ヒロインの目を通して、厳しい時代を生き抜いた「日本人の底力」を描くとのことでした。

今年は「海賊と呼ばれた男」という小説が本屋大賞を受賞して話題になりました。
戦後石油メジャーに飲み込まれようとしていた国内石油産業を救い、産業の血液といわれる石油の自立を守った日本男児を描いた作品でした。
朝ドラの「あまちゃん」も震災復興に向かう「日本人の底力」を描きました。

「日本人の底力」を再認識することで、勇気と希望を取り戻したいという人々の願いを感じます。
「マッサン」が日本人を力づけるドラマになることを期待します。

来年はニッカウヰスキー創業80周年。
これまでニッカがどんなアニバーサリー企画を用意しているかを楽しみにしていましたが、申し訳ありませんが「マッサン」のニュースの前にはどんな企画もかすみそうです。
それだけインパクトのあるニュース。

朝ドラは、じぇじぇじぇで有名な「あまちゃん」以外にも歴代名作、話題作揃いです。
仕事のためリアルタイムで観ることはできませんが、録画やＤＶＤで「ちりとてちん」「ゲゲゲの女房」「おひさま」を観ました。
どれも心に残る素敵なドラマでした。
朝ドラは全150話という長丁場ですので、主人公の苦悩や成長という人生ドラマを丁寧に描くことができます。
「マッサン」はイギリス、大阪、北海道と舞台を変えつつ、夢を追い続ける男とそれを支える妻をきっと感動的に描いてくれることでしょう。
また外国人の目から見た日本や日本人の素晴らしいところがたっぷりと紹介されることでしょう。

ドラマを機にニッカとかウイスキーにブームが来ることよりも、ただただ日本が元気になる心に残る名作になることを期待しています。

来年9月の放送開始が待ち遠しいです。