今回のお気に入りは鬼平犯科帳パート87、原作第12巻です。
諸事情により読み返している鬼平犯科帳。
今回はその第12巻。
収録作品は次の7作品。
「いろおとこ」「高杉道場・三羽烏」「見張りの見張り」「密偵たちの宴」「二つの顔」「白蝮」「二人女房」の七篇
「いろおとこ」
ラストで平蔵は、いろおとこの兄嫁のふくらんでいない腹を見通します。
それを見通したのは実は堅物の佐嶋だったというオチには驚きました。
「高杉道場・三羽烏」
高杉道場の三羽烏といわれながら免許皆伝を受けられなかった男。
凶賊に成り果てた男は平蔵に全く歯が立ちませんでした。
刀を持たぬ者を殺してきた男と、命懸けで任務を全うしてきた男の格の差は明らかでした。
「見張りの見張り」
舟形の宗平の旧友を助けるため、平蔵に内緒で盗賊を追う五郎蔵とおまさ。
ある日、伊三次を見かけ、これはもうダメだと観念し平蔵の元に赴く五郎蔵。
すべてを見通していたことを知り、改めて平蔵の恐ろしさを知る五郎蔵。
ここで震え上がったにもかかわらず懲りずに次の「密偵たちの宴」に向かうなんて信じられない!
「密偵たちの宴」
いよいよ名作登場!
これまでの巻では「盗法秘伝」と一、二を争う大好きな作品です。
密偵たちが宴を開きます。
話の流れでつい、本格の盗賊の粋な仕事を今どきの凶賊たちに見せつけるため、一仕事を企てます。
強欲な医者を凝らしめるという目的も達成できて、読者はスッキリ。
こうして見事にしてのけたはずでしたが、やっぱり平蔵の方が一枚上手でした!という話。
ドラマ版には原作に無い、必見のラストが用意されています。。
密偵たちにお灸をすえ、強面で五鉄を後にした平蔵が突然振り向き、舌を出す茶目っ気たっぷりの表情が大好きです。
「白蝮」
沢田小平次が勝てなかったという女剣士が盗賊として登場します。
その女がレズで辰蔵と茶屋の娘を取り合うという筋立てが面白いですね。
今回は「密偵たちの宴」に尽きます。
この作品は原作よりもドラマ版に軍配をあげます。
DVDを何回観たことか!
あぁ、また観たくなってきました。
諸事情により読み返している鬼平犯科帳。
今回はその第12巻。
収録作品は次の7作品。
「いろおとこ」「高杉道場・三羽烏」「見張りの見張り」「密偵たちの宴」「二つの顔」「白蝮」「二人女房」の七篇
「いろおとこ」
ラストで平蔵は、いろおとこの兄嫁のふくらんでいない腹を見通します。
それを見通したのは実は堅物の佐嶋だったというオチには驚きました。
「高杉道場・三羽烏」
高杉道場の三羽烏といわれながら免許皆伝を受けられなかった男。
凶賊に成り果てた男は平蔵に全く歯が立ちませんでした。
刀を持たぬ者を殺してきた男と、命懸けで任務を全うしてきた男の格の差は明らかでした。
「見張りの見張り」
舟形の宗平の旧友を助けるため、平蔵に内緒で盗賊を追う五郎蔵とおまさ。
ある日、伊三次を見かけ、これはもうダメだと観念し平蔵の元に赴く五郎蔵。
すべてを見通していたことを知り、改めて平蔵の恐ろしさを知る五郎蔵。
ここで震え上がったにもかかわらず懲りずに次の「密偵たちの宴」に向かうなんて信じられない!
「密偵たちの宴」
いよいよ名作登場!
これまでの巻では「盗法秘伝」と一、二を争う大好きな作品です。
密偵たちが宴を開きます。
話の流れでつい、本格の盗賊の粋な仕事を今どきの凶賊たちに見せつけるため、一仕事を企てます。
強欲な医者を凝らしめるという目的も達成できて、読者はスッキリ。
こうして見事にしてのけたはずでしたが、やっぱり平蔵の方が一枚上手でした!という話。
ドラマ版には原作に無い、必見のラストが用意されています。。
密偵たちにお灸をすえ、強面で五鉄を後にした平蔵が突然振り向き、舌を出す茶目っ気たっぷりの表情が大好きです。
「白蝮」
沢田小平次が勝てなかったという女剣士が盗賊として登場します。
その女がレズで辰蔵と茶屋の娘を取り合うという筋立てが面白いですね。
今回は「密偵たちの宴」に尽きます。
この作品は原作よりもドラマ版に軍配をあげます。
DVDを何回観たことか!
あぁ、また観たくなってきました。