鬼平や竹鶴~私のお気に入り~

60代前半のオヤジがお気に入りを書いています。

お気に入りその2093~竹鶴政孝パート304

2022-06-09 12:58:29 | 竹鶴
今回のお気に入りは、竹鶴政孝パート304、塩味を感じるウイスキーです。
「フィンラガン オリジナル ピーティー 40度 700ml」
商品説明を引用します。
=====
フィンラガンは非常に変わったシングルモルト。
ヴィンテージモルト社のボトリング。
アイラにあるどこかの蒸留所のシングル・モルト。
どの蒸留所かは明らかにされていない。
そのため「秘密のアイラモルト」と呼ばれています。
フィンラガンとはアイラ島にあった古城の名。
その近くの蒸留所のモルトを使っているとのこと。
どの蒸留所かを想像しながらじっくり味わって飲むのがこのモルトの飲み方。
強烈なヨード香、そしてピート香。
味はスモーキーで独特の塩辛さの中にフルーティでエレガントな味わい。
=====
商品紹介の最後の2行に魅力を感じ、味わうことにしました。
なぜそこに魅力を感じたのかは、これまで味わったニッカのウイスキー2銘柄が関係しています。
1銘柄目はピュアモルトホワイトです。
今となっては昔話となってしまいましたがピュアモルトホワイトを晩酌酒にしていたことがあります。
強いヨード香とピート香が特徴でアイラらしい癖になる味わいでした。
発売当初はアイラ島から原酒を輸入していましたが、後半は余市蒸溜所の原酒を使っていました。
500mlボトルだったため箱で買ってもすぐに飲み切ってしまった覚えがあります。
その後終売になり、後継銘柄もないため、仕方なくアイラやアイランズのウイスキーを時々味わってきました。
中ではラフロイグとタリスカーがお気に入り。
ラフロイグはサントリーが輸入しているのでニッカファンとしては遠慮しつつ味わってきました。
2銘柄目はシングルモルト北海道12年です。
ニッカのオールドボトルコレクションのひとつです。
創業50周年で発売された国産初のシングルモルトウイスキー。
発売当初でさえ1万円もした上、その後プレミアがついたため何本も入手することはできません。
これまで2本入手し1本を味わいました。
余市らしい重厚な味わいは納得ですが、何といっても塩味を強く感じることが特徴的でした。
その後塩味を感じたのは「キングスランド」くらいです。
この塩味もアイラ同様、癖になる味わいのひとつでした。
ということでフィンラガンの強いヨード香とピート香、そして塩味はお気に入りの2銘柄を連想させ、味見する前からお気に入り銘柄としての期待感に溢れていました。
そしてついに味見・・・。
香り、味わい共に商品紹介の通り。
ピート香と塩味がもう少し多いとうれしいのですが、この辺りで止めておくのがエレガントというものでしょう。
口当たりの良さはピュアモルトホワイトの後期版(余市版)と似ています。
いろいろな飲み方を試した結果、最近は晩酌の一杯目にツーフィンガーのトワイスアップで楽しんでいます。
その後、ニッカのセッションをワンフィンガーのトワイスアップでいただき、締めとしています。
試し飲みをしている間に残りが心細くなってきました。
これからも残りを気にせずに楽しむためには在庫が必要です。
取りあえず6本を注文しました。
送料込みで1本当たり2500円台とは実に財布に優しい!
長い付き合いになりそうなウイスキーと出会うことができました。
でもこの手のウイスキーはニッカさんが出してくれると一番嬉しいのですが・・・。



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