鬼平や竹鶴~私のお気に入り~

60代前半のオヤジがお気に入りを書いています。

お気に入りその282~鬼平犯科帳50

2008-01-30 15:23:29 | 鬼平
今回のお気に入りは鬼平犯科帳パート50、芥川隆行CD文庫パート2です。

先日、芥川隆行版「鬼平犯科帳~引き込み女~」をご紹介しましたが、今回は聴いた感想を書きます。
残念ながら今まで聴いた鬼平犯科帳の朗読CD 3種類の中では一番低い評価しかつけられない内容でした。

鬼平犯科帳は短い文章がリズム良く構成されていて、朗読に最も適した小説といえますが、そこで差が出るのは語り芸の良し悪しです。
語りの芸だけでドラマを表現する落語家が最も優れ、次いで感情表現に長けた俳優。ナレーターに至っては感情の起伏の表現が下手で残念ながら物語の冒頭を飾るのが精一杯だとわかりました。
今回の聴き比べは良い勉強になりました。
取り急ぎ、感想報告でした。

おまけ
いろいろ書いていたら、一番のお気に入り、古今亭志ん朝版「盗法秘伝」を聴きたくなりました。
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お気に入りその281~竹鶴政孝105

2008-01-29 13:30:16 | 竹鶴
今回のお気に入りは竹鶴政孝パート105、シングルモルト宮城峡です。

シングルモルト宮城峡が3月から発売されるとのこと。
ティスティングノートにあった「フルーティ」というキーワードに心惹かれています。
宮城峡オリジナルやザ・千葉ブレンドの美味しさを連想できて今から楽しみにしています。
シングルモルト余市のときは期待したほどの味わいが得られなかったので今度こそ頼むよ!という思いがあります。
口に合わず飲み残していた余市は今、竹鶴12年とブレンドして飲んでいましたが、今度は宮城峡とのブレンドでどんな味わいが楽しめるかを期待して急遽 残しておくことにしました。

ここでシングルモルト余市について一言。
前にも書きましたが、若者のシングルモルト入門編というコンセプトを本当に目指すのなら、ピュアモルト黒・赤・白くらいのイメージ戦略と味わいが必要だと思います。
できることならもっと美味しくてファン作りが期待できる味わいに作り直して欲しいものです。

ちなみにシングルモルト余市を休むことになったので、G&Gを開封しました。
1972年の札幌オリンピックを記念して発売されたボトルです。
余市や宮城峡のモルトの馥郁たる味わいとカフェグレーンのまろやかさのバランスが良い美味しいウイスキーです。
古いブラックニッカの味わいと似ていて、日本酒でいうところの「やや甘口」。それこそシングルモルト余市を同量でブレンドすると「やや辛口」になり、もっと好みに近づけることができるな・・・などと考えながら味わっています。
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お気に入り280~のだめカンタービレ

2008-01-23 13:53:51 | 鬼平・竹鶴以外のお気に入り
今回のお気に入りは、「のだめカンタービレ」です。

正月に「のだめカンタービレ」のスペシャルを2夜連続で放映していました。
わかりやすい作りだったので、「のだめ」の本編を見てなかった我が家でも楽しく見ることができました。
妻はすっかりハマってしまい、恒例の大人買いで原作コミックを全巻揃え、愛読中です。
私の方はレンタルDVDでドラマ版を予約しました。
せっかくクラシック音楽を主題にしたストーリーなのですから本格的な音楽が流れるドラマ版の方が良いと思ったからです。
妻の話ではドラマは原作に忠実に作られているとのこと。また原作のストーリーはドラマ版以降もまだつづいていて続編製作の期待が大であるとのこと。楽しみがひとつ増えました。

それにしてもクラシック音楽をマンガで表現してヒットさせるとは凄い。きっと原作者のストーリ展開が巧みなのでしょう。
音楽という絵では表現できないものが主題なので映像化されたのは当然な気がします。
ドラマのキャスティングも素晴らしい! 主役の2人は当然として脇役もGOOD。
さらにスタッフのアソビ心でよりコミカルなドラマに仕上がっています。
クラシックは苦手でしたがこれで少しは身近になりそうです。
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お気に入りその279~鬼平犯科帳48

2008-01-18 12:12:34 | 鬼平
今回のお気に入りは、芥川隆行CD文庫です。

歴代のナレーターでNo.1といえば芥川隆行でしょう。
その独特のナレーションはたくさんの番組で流れていましたが、自分として特に印象深いのは「兼高かおる世界の旅」と「必殺シリーズ」です。
そんな芥川隆行のCD文庫全25巻が発売されていることをひょんなことから知りました。
あぁ懐かしいな、程度で何の気なしにリストを見ると、第2巻になんと大好きな「鬼平犯科帳」の文字が・・・しかも1枚1575 円送料込、安い!
早速注文しました。
これで鬼平のCDは3種類目です。
今まで古今亭志ん朝の4枚組と橋爪功と二木てるみの10枚組を聴きましたが、ベストは志ん朝の「盗法秘伝」でした。
さて今回の芥川版「鬼平犯科帳~引き込み女~」は今までのベストを超えることができるでしょうか?
楽しみです。
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お気に入りその278~竹鶴政孝104

2008-01-16 10:36:06 | 竹鶴
今回のお気に入りは竹鶴政孝パート105、ニッカブレンダーズバーです。

あこがれのニッカブレンダーズバーには魅力的なメニューがいっぱい。
竹鶴威相談役がブレンドした竹鶴威スペシャルブレンド。
佐藤茂生顧問がブレンドしたマスターブレンダーズブレンド12年。
そして竹鶴威相談役、佐藤茂生顧問、久光哲司チーフブレンダーをはじめとする7人のブレンダーがブレンドした11種類のブレンダーズバーオリジナルブレンドNo.1~11。

どれもブレンダーズバーに行かないと味わえないものばかり。
できることなら全部味わいたいものです。

自由に使える東京での時間が、たとえ数時間ずつでも偶然にも手に入ることになり、昼間は鬼平、夜はニッカに使おうと思い立ち、いろいろな資料をそろえ、楽しい企画を検討中です。
行くのは来月下旬。
北海道-東京間の冬の移動は天候によって大きく予定が狂う時期ですので、あまり期待に胸を膨らませないよう自重しなくてはと思うのですが、遠足前夜の子供のように楽しみにしています。

今夜も枕元の資料に目を通してあれこれと想い描いてから眠りにつくことでしょう。
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お気に入りその277~鬼平犯科帳104

2008-01-09 12:36:42 | 鬼平
今回のお気に入りは、鬼平犯科帳パート104、「史跡を訪ねる」です。

札幌で仕事をしているため、今まで東京に行く機会がほとんどありませんでしたが、昨年から不定期で東京に出張する機会ができました。
移動の便を調整して多少自由な時間もとれるようになりました。
そこで今年は出張の度にひとつふたつ鬼平にまつわる史跡を訪ねようと考えています。

ただし実在の長谷川平蔵の足跡を訪ねようとは思っていません。
実在したこと自体、興味がありません。
「江戸の粋」がたっぷり入った鬼平ワールドに浸りたいだけなのです。

鬼平犯科帳の舞台になり現在も残っている寺や神社などの史跡を訪ねたり、鬼平が食したメニューを味わったり・・・。
さらに池波正太郎本人が生まれ育った下町も訪ねてみたいです。
彼が通った店で食事なんていうのも良いですね。

・・・いつもそうですが、こういうのって下調べの時が一番楽しいんですよね。
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お気に入りその276~DVD鑑賞

2008-01-05 14:16:57 | 鬼平・竹鶴以外のお気に入り
今回のお気に入りは、DVD鑑賞です。

正月休みに何本かDVD鑑賞をしました。
邦画・フラガール、洋画・不都合な真実・世界最速のインディアン、アニメ・ルパン三世~生きていた魔術師、韓流ドラマ・チャングムvol.10の5本です。

今回期待していたのはフラガールとインディアン。
結果的にはフラガール60点、インディアン70点。

フラガールは閉山寸前の炭鉱町に最後の希望としてハワイアンセンターを作るというお話。
要所要所に伏線をうまく入れた良く出来た脚本だとは思いますが、女優さんが上手にフラダンスを踊っていた、程度の感想しか残りませんでした。
国内の映画賞で高い評価を受けていたことと、今年秋に舞台になったハワイアンセンターに仕事で行く予定があるので観ましたが、大して心に響く映画ではありませんでした。残念。

インディアンは長年改造してきたオートバイでスピード記録を出すことを夢見る老人の話。
行く先々で良い出会いがあり、その人達に助けられ、ついにはスピード記録を出します。
その記録は40年近く経った今でも破られていない!という驚くべき実話。
ストーリー展開が早くそこそこおもしろかったけれど、もっともっとおもしろく作れたのでは・・・と思えてなりません。
老人が主役のこの手の映画では、洋画・ラストカウボーイ、邦画・死に花が最高でした。
すばらしい可能性を持ちながらどちらにも及ばなかった、もったいない作品でした。無念。

満足いく映画が観たかったなぁ!
それにしても正月特番を含めるといったい何時間TVを見たことでしょう。
年末ぎりぎりまでヒィヒィいっていたので、久々ゆっくりまったり出来た、そういう点ではすばらしい正月でした。

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