今回のお気に入り(?)は、魂魄巡礼です。
北海道新聞で紹介されていて気になったので読みましたが、何とも不思議な漫画でした。
出版社の内容紹介を引用します。
=====
惑いの時代を生かされている、わたしたち日本人の、根底にふれる〝たましい〟の物語
<収録作品>
「善光寺巡礼記(ビリーバー 信者)」「犬童平介裏暦絵日記」「犬童平介裏暦絵(ダキニ編)」「クモマッカシッケ」「インスティゲイター(教唆者」
<付記>
「十干十二支」「旧暦」「九星占い」「山内丸山」
=====
作品としては「善光寺巡礼記」だけが面白かったです。
まず、初めて知った善光寺のいわれが興味深かったです。
信州から京都に工事人足としてかり出されていた善光という人が主人公。
池のほとりを歩いていると、水の中から仏像が飛び出して善光の背中に乗りました。
善光は、そのまま信州に帰り、寺を建立して仏像を安置しました。
その後、京都から愛知を経由して長野に帰るまでの道筋に寺を建立し、巡礼の道としました。
善光寺には「戒壇めぐり」という床下の回廊があり、死後の世界を体験し、この世に再生する儀式を行っています。
漫画の登場人物は、幼くして亡くした我が子を、善光寺の巡礼により、行き返らせた経験があります。
我が子に再び命の危機が訪れたとき、母は再び善光寺の巡礼を始めます。
これは面白いことを知りました。
以前、爆笑問題の番組で見たような気がしますが、定かではありません。
お寺には興味がありませんが、「戒壇めぐり」は一度体験してみたいです。
この作品の他は趣味ではありませんでした。
ただ漫画やコラムで紹介されているエピソードにいくつか興味深いものがありました。
・干支(えと)とは十二支だけではなく、十干を含めた十二支十干のことをいう。
それらを組み合わせ60年で1回りする。
・天孫降臨は、なぜ神の孫なのか?
・縄文時代に広大な定住地として存在した三内丸山の謎。
などは、これらをもっと掘り下げて使うことで、面白い作品が作れそうですが。
切り口だけお見事!で逆に残念でした。
それにしてもAMAZONに内容紹介されていない本ってあるんですね。
もしかしたら出版社が掲載料を払っている本だけが、内容紹介されているのかな?
これってピンポーンかも。
北海道新聞で紹介されていて気になったので読みましたが、何とも不思議な漫画でした。
出版社の内容紹介を引用します。
=====
惑いの時代を生かされている、わたしたち日本人の、根底にふれる〝たましい〟の物語
<収録作品>
「善光寺巡礼記(ビリーバー 信者)」「犬童平介裏暦絵日記」「犬童平介裏暦絵(ダキニ編)」「クモマッカシッケ」「インスティゲイター(教唆者」
<付記>
「十干十二支」「旧暦」「九星占い」「山内丸山」
=====
作品としては「善光寺巡礼記」だけが面白かったです。
まず、初めて知った善光寺のいわれが興味深かったです。
信州から京都に工事人足としてかり出されていた善光という人が主人公。
池のほとりを歩いていると、水の中から仏像が飛び出して善光の背中に乗りました。
善光は、そのまま信州に帰り、寺を建立して仏像を安置しました。
その後、京都から愛知を経由して長野に帰るまでの道筋に寺を建立し、巡礼の道としました。
善光寺には「戒壇めぐり」という床下の回廊があり、死後の世界を体験し、この世に再生する儀式を行っています。
漫画の登場人物は、幼くして亡くした我が子を、善光寺の巡礼により、行き返らせた経験があります。
我が子に再び命の危機が訪れたとき、母は再び善光寺の巡礼を始めます。
これは面白いことを知りました。
以前、爆笑問題の番組で見たような気がしますが、定かではありません。
お寺には興味がありませんが、「戒壇めぐり」は一度体験してみたいです。
この作品の他は趣味ではありませんでした。
ただ漫画やコラムで紹介されているエピソードにいくつか興味深いものがありました。
・干支(えと)とは十二支だけではなく、十干を含めた十二支十干のことをいう。
それらを組み合わせ60年で1回りする。
・天孫降臨は、なぜ神の孫なのか?
・縄文時代に広大な定住地として存在した三内丸山の謎。
などは、これらをもっと掘り下げて使うことで、面白い作品が作れそうですが。
切り口だけお見事!で逆に残念でした。
それにしてもAMAZONに内容紹介されていない本ってあるんですね。
もしかしたら出版社が掲載料を払っている本だけが、内容紹介されているのかな?
これってピンポーンかも。