今回のお気に入りは、「ニセモノ師たち」です。
「鑑定団」で有名な中島誠之助著「ニセモノ師たち」を読みました。
本書は2001年に発行されたものですが、もともと骨董品の世界を扱っているだけに内容に古さを感じません。
というか古い話ばかりでしたのでいつ読んでも変わりありません。
本書はいつか読もうと思って以前からストックしていましたが、ひょんなことから読み始めました。
そのきっかけになったのは、先週のTVの鑑定団でした。
7/22(火)の放送で中島先生が地方収録では普通だったのに、スタジオ収録では顔の左半分が引きつり、口の左半分が開いていませんでした。歯切れの良いトークにも影響が出ていました。
妻と私、どちらも医者ではありませんが、二人同時に気付くくらい表情が違っていました。
視聴者の中でも多くの方が気づいたはず。
どうやら軽い脳梗塞などになったようでお気の毒でした。
今週の鑑定団でも確認しましたが同様の状態でした。
リハビリ等により完全治癒されることを願っています。
まだまだ鑑定団で「いい仕事してますね」が聞けそうでほっとしました。
(これって先生のお父さんの口癖だったそうです)
さて本書の話題に戻ります。
amazonの内容紹介は次の通り。
=====
人気テレビ番組「開運!なんでも鑑定団」でおなじみの著者が、禁を破って書いた、ニセモノの世界。
素人はなぜ騙されるか、プロを欺く巧妙な手口、ニセモノが放つ妖しい魅力など。
「品物は口を利かないが、人間は口を利く」。
当代一の目利きが骨董の真贋鑑定を通して明かす、ホンモノの見分け方と人間鑑定術。
=====
骨董品に関わるニセモノ師たちについて、歯に衣着せぬ意見をズバッと書いています。
時には同業者に対しても厳しい言葉を浴びせます。
中島先生の江戸っ子らしい姿勢は見事。
ニセモノとは、鑑定士とは、骨董商とは・・・。
骨董商は身銭を切って感性を磨いている職人。
ときにはしくじりもある。
その痛みを知らない学者先生方の鑑定書などあてにならない。
玄関に虎の敷物がある家には本物はない。
父のニセモノ作りに対する悔恨により、同じ轍は踏まいと誓った。
などなど奥深い面白話が満載です。
骨董好きでなくても鑑定団ファンの方なら楽しめること請け合いです。
先生の回復を願いながら読んでみてはいかがですか?
「鑑定団」で有名な中島誠之助著「ニセモノ師たち」を読みました。
本書は2001年に発行されたものですが、もともと骨董品の世界を扱っているだけに内容に古さを感じません。
というか古い話ばかりでしたのでいつ読んでも変わりありません。
本書はいつか読もうと思って以前からストックしていましたが、ひょんなことから読み始めました。
そのきっかけになったのは、先週のTVの鑑定団でした。
7/22(火)の放送で中島先生が地方収録では普通だったのに、スタジオ収録では顔の左半分が引きつり、口の左半分が開いていませんでした。歯切れの良いトークにも影響が出ていました。
妻と私、どちらも医者ではありませんが、二人同時に気付くくらい表情が違っていました。
視聴者の中でも多くの方が気づいたはず。
どうやら軽い脳梗塞などになったようでお気の毒でした。
今週の鑑定団でも確認しましたが同様の状態でした。
リハビリ等により完全治癒されることを願っています。
まだまだ鑑定団で「いい仕事してますね」が聞けそうでほっとしました。
(これって先生のお父さんの口癖だったそうです)
さて本書の話題に戻ります。
amazonの内容紹介は次の通り。
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人気テレビ番組「開運!なんでも鑑定団」でおなじみの著者が、禁を破って書いた、ニセモノの世界。
素人はなぜ騙されるか、プロを欺く巧妙な手口、ニセモノが放つ妖しい魅力など。
「品物は口を利かないが、人間は口を利く」。
当代一の目利きが骨董の真贋鑑定を通して明かす、ホンモノの見分け方と人間鑑定術。
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骨董品に関わるニセモノ師たちについて、歯に衣着せぬ意見をズバッと書いています。
時には同業者に対しても厳しい言葉を浴びせます。
中島先生の江戸っ子らしい姿勢は見事。
ニセモノとは、鑑定士とは、骨董商とは・・・。
骨董商は身銭を切って感性を磨いている職人。
ときにはしくじりもある。
その痛みを知らない学者先生方の鑑定書などあてにならない。
玄関に虎の敷物がある家には本物はない。
父のニセモノ作りに対する悔恨により、同じ轍は踏まいと誓った。
などなど奥深い面白話が満載です。
骨董好きでなくても鑑定団ファンの方なら楽しめること請け合いです。
先生の回復を願いながら読んでみてはいかがですか?