鬼平や竹鶴~私のお気に入り~

60代前半のオヤジがお気に入りを書いています。

お気に入りその519~アイデアキッチン

2011-01-29 12:56:12 | 鬼平・竹鶴以外のお気に入り
今回のお気に入りは、アイデアキッチンです。

STV(札幌テレビ)の朝6生ワイドという番組の料理コーナー
「アイデアキッチン」がお気に入りです。
毎週月曜日の朝「それではイチローさん、今日は何を作って
いただけますか?」という女性アナウンサーの問いかけから
スタートします。
わずか5分ほどという非常に短い時間で紹介が終わることが
お気に入りの理由です。
そんな短時間で紹介できるということは当然簡単な料理ばかり
なので、料理があまり得意でない自分でも作れます。

「男子ごはん」よりも実現可能なものが多いです。
休みの日はHPで過去のレシピをみて作ったりしています。

最近作ったのは「アサリうどん」。
アサリの酒蒸しを応用したうどんで、中華スープを使い、
バジルとコショウで仕上げる不思議なうどんです。
食べ始めはその初めての味わいにみんな「???」
美味しいのか美味しくないのか悩みながら食べました。
途中から「案外と美味しいんじゃない?」という感想が
漏れはじめ、食べ終わってからは「ああ美味しかった」という
感想でした。
味覚中枢を刺激された一品です。

最近除雪するほど雪が降らないので体力が余っています。
明日の休日は久しぶりに何か作ろうかな。



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お気に入りその518~北の国から

2011-01-27 12:22:56 | 鬼平・竹鶴以外のお気に入り
今回のお気に入りは、「北の国から」です。

2ヶ月ほど前に、妻から「北の国から」をレンタルしてほしいと
頼まれました。
年末年始をはさんでいるとはいえ、こんなに古いドラマはすぐに
借りられるだろうと思っていましたが、本日ようやく届きました。
話題の最新作でさえこれほど待たされたことがありませんでしたから
とても意外でした。

このドラマ、夫婦ともにちょうどの世代なのに、まともにみたのは
スペシャルだけ。
それでも回想シーンが多いので人間関係や過去の出来事がなんとなく
わかっています。
今度はしっかり初回からみようと思います。

最後に「北の国から」についてのエピソードを3つ。

①「北の国から」の人気
北海道人にとって「北の国から」は「当たり前」という部分が多い。
したがって道外の方ほど真剣にみることはなかったと思います。
ところが道外の方と話をすると「北の国から」の印象を強く持っている
方の多いこと! 
かなりの確率で出会いました。
若い女性にまで人気があるのには驚きました。
今回のレンタル待ちの件もそれを考えれば当然か!

②純くんのモデル
友人である富良野のTさんは純くんのモデルです。
本人が倉本先生に直に確認したので間違いないそうです。
確かに雰囲気や話し方に共通するものを感じます。
純くんよりずっとハキハキしていて明るいですが・・・。

③富良野でのドラマ制作
「北の国から」の役者・スタッフはみんな、地元にとけ込んで
いたそうです。
そりゃあ21年間も通っていれば当然ですか。
バス停で並んだら、隣が田中邦衛だったなんて話はよくあった
そうです。

そういえば、富良野はラベンダー園にしか行っていません。
いろいろ書いている内に行きたくなってきました。
今頃はマイナス20度、夏は30度超え・・・いつがいいかな?

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お気に入りその517~吉村昭

2011-01-25 12:42:45 | 鬼平・竹鶴以外のお気に入り
今回のお気に入りは、吉村昭です。

先日、北海道立文学館の特別展、「吉村昭と北海道~歴史を旅する
作家のまなざし」に行って来ました。

吉村昭は若い頃大好きだった作家のひとりです。
北海道に関係する吉村作品を主に取り上げていましたが、年表等には
全作品が紹介されており、かつて読んだ懐かしい作品も並んでいました。

  高熱隧道、羆嵐、赤い人、破獄、戦艦武蔵、冬の鷹、深海の使者、
  三陸海岸大津波、間宮林蔵、零式戦闘機、関東大震災、光る壁画、
  神々の沈黙、日本医家伝、・・・。

どれも広く深く調べてあって、当時の人の息吹が感じられる作品ばかり
だったのを覚えています。
特に「戦艦武蔵」の冒頭の部分はそれが印象的でした。
「棕櫚(しゅろ)が無くなった」という不思議な導入が、秘密裏に
建造された「武蔵」の巨大さをいっそう引き立てたことを覚えています。

特別展で初めて知ったのは、最初、戦史小説を中心に現地に入り当事者に
取材して作品を書いていたが、生き証人が少なくなったため、歴史小説に
移行したということ。史実にこだわる彼らしい選択と改めて納得しました。

そして若い頃、妻である作家 津村節子と繊維関係の会社を起業し、
北海道へ行商に来たこともあるというのは驚きでした。

そのためか彼の目はちょくちょく北海道に向き、北海道に関わる作品を
随分多く残してくれたことを知りました。
その数なんと20冊以上。北海道への取材は150回を超えるとのことでした。

吉村昭作品のファンであり北海道民でもある身としてはうれしい話でした。

今回の特別展でまだ読んでいない作品の中に、興味を引く作品が何作か
あるのを知りました。
その内、読んでみようと思います。
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お気に入りその516~エンデュアランス号漂流

2011-01-22 07:54:42 | 鬼平・竹鶴以外のお気に入り
今回のお気に入りは、「エンデュアランス号漂流」です。

先日「エンデュアランス号漂流」という本が届きました。
AMAZONのカスタマーレビューで評価点が高いものの中から面白そうな本を
探していて見つけました。

この本の評価点は21人中18人が星5つ。
本の紹介分がこれまたとっても興味をひく内容だったので、ここに引用します。

=====================================

アムンゼンVSスコットの南極点到達の戦いに続いてイギリス人探検家シャクルトンは
南極大陸横断に挑戦した。しかしその途上で船は氷に押し潰され、絶望的な状況での
漂流が始まる。食料不足、極寒、疲労、そして、病気。過酷な試練を乗り越えながら、
前向きで陽気な28人の隊員たちは、17ケ月に及ぶ極限の旅を経て、ついに奇跡的な
生還を果たす―。その旅の全貌。故星野道夫の座右の書・待望の完訳。

=====================================

どうです?
アムンゼンとスコットが南極点到達を争った話は有名ですが、シャックルトンの
生還への旅路については意外と知られていないのではないでしょうか?

昨年チリの鉱山事故で33人全員が無事救出された話は世界中に感動を与えましたが、
本書はそれ以上かも?と期待を持っています。

あくまで推測ですが、両方の出来事に共通しているのは、素晴らしいリーダーの
存在ではないでしょうか?
その辺りに注目しながら読みたいと思います。

未読の本が先に数冊ありましたが、次に読む本は本書に決定! 

ちなみに船名「ENDURANCE」の意味を調べたら「辛抱」でした。
なんと皮肉な・・・。



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お気に入りその515~F党宣言

2011-01-18 12:39:52 | 鬼平・竹鶴以外のお気に入り
今回のお気に入りは、「F党宣言!」です。

えのきどいちろう著「F党宣言!俺たちの北海道日本ハムファイターズ」を
読みました。
東京ドーム最終年の2003年から2010年までの観戦記です。

自分も今では熱烈なF党ですが、本書を読むと自分の歴史の浅さに気づかされ
ました。
例えばわずか5年前、2005年シーズンに登場する選手の名前が分からない・・・。
この年はひちょりや小谷野が売り出し中、健介の名前がまだ出てこない、
という時期です。
あらためてプロ野球の世界の世代交代の早さを痛感しました。

逆に言うと、わずか数年後のレギュラー陣が今とは大きく違っている可能性が
高いということ。

こうして入れ替わりの早いレギュラーの座と短い選手生命を目の当たりにすると、
ひちょりが今回、横浜で力を試したいと思った気持ちを尊重してあげたいという
思いが一層強くなりました。

そういう面で、本書がひちょりの移籍前に脱稿していたのは残念ですし、著者も
残念に思っている点だと思います。
それとも、締め切りに間に合ったにしてもあえて触れなかったかな?
ひちょりに変なプレッシャーをかけないために・・・。
そんな気もします。

元エース金村の監督批判事件についても暖かい目を向けています。
これは金村の名誉回復に必要不可欠な名文です。
あれ以来大嫌いだった金村を許し、その功労を讃える気持ちさえ涌きました。

すばらしい「F党宣言」。すっかり堪能しました。
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お気に入りその514~除雪ダイエット

2011-01-13 18:36:43 | 鬼平・竹鶴以外のお気に入り
今回のお気に入りは、除雪ダイエットです。

昨年から中年太りの進行速度が増加しました。
特にここ数ヶ月で3kg増え、それがウエストに集中したようで、
スラックスがきつくなりました。

大食漢の上、毎晩晩酌では当然といえば当然です。
今までそれほど増量しなかったのが逆に不思議。

筋肉質のため基礎代謝で消費していたのでしょうが、寄る年波に
筋肉が落ちたことが太った原因ではないか思います。

運動をすれば良いのは判っていますが、休みはついゴロゴロ・・・。

前段が長くなってしまいましたが、ここで登場するのが除雪
ダイエットです。
札幌の冬限定企画として効果バツグンです。
100万都市として世界一降雪量が多い札幌の除雪は半端では
ありません。
なにしろ一冬の降雪量が6メートルにも達するのですから。

今年も新年早々連日の大雪で日々汗だくで除雪に励んでいます。
参った参ったと口では言いつつも、内心はダイエットダイエットと
念仏のように唱えながら頑張っています。

どうか早く成果がでますように!
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お気に入りその513~スーパーニッカ手吹きボトル

2011-01-11 18:33:21 | 竹鶴
今回のお気に入りは竹鶴政孝パート191、スーパーニッカ手吹きボトルです。

ネットオークションにスーパーニッカ手吹きボトルが5本まとめて出品されています。
残り5時間、現在の価格は61090円。
最終的にいくらで落札されるのでしょう?

もし出品本数が1本だったら多少割高でも落札を目指して奮闘していたでしょう。

既に手元にある手吹きボトルと並べてその微妙な違いをチェックするのは楽しそうです。
その後、竹鶴政孝がほとんどシングルモルトで創り上げたといわれる味わいを体験する
という楽しみもあります。

竹鶴の伝説的なボトルは、1号ウヰスキーとスーパーニッカ手吹きボトルがベスト2と
考えます。
その1本を味わう機会はそうそうありません。
考えただけでワクワクします。

以前、セミクリスタルのゴールドニッカを味わったときは、竹鶴12年に近い味わい
だったなぁ・・・、今度はどんな味わいかなぁ? 
リタをイメージしたまろやかな味わいに仕上げているのでしょうか?
それともリタと政孝が過ごした波乱万丈の人生を物語るように、ひたすら味わい深く
仕上げているのでしょうか?
想像は膨らみます。

いずれはチャレンジしたいと思います。
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お気に入りその512~夕凪の街桜の国

2011-01-10 12:45:50 | 鬼平・竹鶴以外のお気に入り
今回のお気に入りは、「夕凪の街桜の国」です。

こうの史代さんという漫画家が被爆者と被爆者二世を描いた作品です。
マンガはよく読むのですが、少年誌ばかりなので、こうの史代さんのことは
知りませんでした。
日経のHPで傑作として紹介されていたので購入し読みました。
AMAZONのカスタマーレビューものぞいてみたら、最初に投稿数の多さに
びっくり!
もしかしたら最多の投稿数かもしれません。
そのほとんどが星5つというのにまたびっくり!
早速注文しました。

届いたときの最初の感想は、薄い!
おかげで2回続けて読むことができました。
何気なく描いているように見える1コマ1コマが伏線だらけだということが
よ~くわかりました。

原爆の恐ろしさを声高に訴えることなく、淡々とした日常生活の中にそっと
表現することで、まるで自らの経験のように感じることができました。

何という表現力! 何という伝達力!
作者への高い評価は本物でした。

この作品が原爆の恐ろしさを伝える新たな「語り部」として、世界中で
読み継がれることを願います。

映画にもなっているそうなのでレンタルして観ようと思います。
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お気に入りその511~TV三昧

2011-01-05 12:17:27 | 鬼平・竹鶴以外のお気に入り
今回のお気に入りは、TV三昧です。

正月は神社参り以外はほとんどTV三昧で過ごしました。

いろいろ見た中でぴかイチだったのは、「北斎 幻の海」
というスペシャルでした。
「千絵の海」という10種類の漁法を描いた浮世絵シリーズの
揃い物がパリで見つかったことをきっかけに制作されました。

その中で「総州銚子」という作品の波の描き方が
「富嶽三十六景 神奈川沖波裏」に通じる上、その原型が
ある寺の欄間の彫り物をモデルにしていると指摘して
いました。

とても説得力のある説でした。
それにしても北斎のオリジナルと思い込んでいたあの波に
モデルがあったとは本当に驚きました。

千絵の海シリーズはバラバラとはいえ国内に残っていたし、
お寺の波の彫り物は北斎が訪れた日の記録まで残って
いました。
当然研究者の間では「北斎の波」のモデルとして話題に
なっていたと思います。

世界的に有名な「北斎の波」について、詳しく紹介した
今回のスペシャルは国内はもとより海外でも高く評価される
番組ではないかと思います。

とてもためになりました。





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