今回のお気に入りは、絵本2冊②です。
大人におすすめする絵本として紹介されていた2冊です。
①「終わらない夜」
セーラ・L. トムソン・著、ロブ・ゴンサルヴェス・画
内容紹介
=====
想像してごらん。
誰もいない廊下の奥から不思議な電車がやってきて、あなたを冒険の旅へつれだしてしまう、そんな夜を…。
カナダの画家ロブ・ゴンサルヴェスがえがく、眠りとめざめのあいだの時間。
想像力にみちたイラストレーションが、見るものを奇妙な世界へさそいこむ。
=====
本書の原題はたしか「IMAGIN」。
つまり「想像してごらん」。
こっちの方がジャストミートだと思うのですが・・・。
もし、ふわふわの雪の一角がふわふわのふとんで、そこに誰かが眠っていたら・・・。
もし、ふとんのパッチワーク模様が広大に広がる畑のパッチワーク模様に続いていたら・・・。
もし、おもちゃの列車のレールに本物の列車が走ってきたら・・・。
有り得ないと一笑に付すことは簡単。
でも子どもの想像力を伸ばし、創造力につながるように導くことは大切。
本書をヒントに、大人と子どもが一緒に想像力を高める遊びをしたらいかがでしょうか?
たとえば、エッシャーの不思議絵を子どもと一緒に細部までながめるのも面白いと思います。
「りんごかもしれない」と同じ想像力養成絵本です。
②「ルピナスさん 小さなおばあさんのお話」
バーバラ・クーニー・著・画
内容紹介
=====
ルピナスさんは、海をみおろすおかのうえにある、小さないえにすんでいます。
いえのまわりには、あおや、むらさきや、ピンクの花が、さきみだれています。
ルピナスさんは小さなおばあさんですが、むかしからおばあさんだったわけではありません。
世界中を旅行しましたし、「世の中を美しくする」ためにステキなことを思いつきました。
この絵本は一人の女性の人生の輝きを、ルピナスの花に託して、静かに語りかけてくれます。
バーバラ・クーニーは、板に水彩絵の具で描き、色えんぴつでアクセントをつけるという独特な画法で、詩情あふれる物語世界を作りあげています。6歳から。
=====
ルピナスさんの幼少期から今に至るまでの半生が描かれています。
幼いルピナスさんは、おじいちゃんと「世の中を美しくする」ことを約束します。
そして時は移り、幼いころのルピナスさんにそっくりな孫娘は、ルピナスさんと同じ約束をします。
ああ、人の一生ってこうしてつながっていくのでしょう。
そして「世の中を美しくする」ことを目指すって素晴らしい・・・。
そんなことをふっと考えるが決して押し付けない、とても穏やかな絵本でした。
大人の心をも魅了する絵本の世界。
これからもしばらくの間、いろいろな絵本を楽しもうと思います。
これまでいろいろな趣味を持ちましたが、読書は筋の良い趣味です。
一般書籍や絵本は何冊でも古本屋さんが引取ってくれます。
その本の面白さを他の誰かと共有することになるかもしれないってことを想像すると何だかわくわくします。
これって最低でもオールドボトル蒐集では味わえない感情です。
大人におすすめする絵本として紹介されていた2冊です。
①「終わらない夜」
セーラ・L. トムソン・著、ロブ・ゴンサルヴェス・画
内容紹介
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想像してごらん。
誰もいない廊下の奥から不思議な電車がやってきて、あなたを冒険の旅へつれだしてしまう、そんな夜を…。
カナダの画家ロブ・ゴンサルヴェスがえがく、眠りとめざめのあいだの時間。
想像力にみちたイラストレーションが、見るものを奇妙な世界へさそいこむ。
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本書の原題はたしか「IMAGIN」。
つまり「想像してごらん」。
こっちの方がジャストミートだと思うのですが・・・。
もし、ふわふわの雪の一角がふわふわのふとんで、そこに誰かが眠っていたら・・・。
もし、ふとんのパッチワーク模様が広大に広がる畑のパッチワーク模様に続いていたら・・・。
もし、おもちゃの列車のレールに本物の列車が走ってきたら・・・。
有り得ないと一笑に付すことは簡単。
でも子どもの想像力を伸ばし、創造力につながるように導くことは大切。
本書をヒントに、大人と子どもが一緒に想像力を高める遊びをしたらいかがでしょうか?
たとえば、エッシャーの不思議絵を子どもと一緒に細部までながめるのも面白いと思います。
「りんごかもしれない」と同じ想像力養成絵本です。
②「ルピナスさん 小さなおばあさんのお話」
バーバラ・クーニー・著・画
内容紹介
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ルピナスさんは、海をみおろすおかのうえにある、小さないえにすんでいます。
いえのまわりには、あおや、むらさきや、ピンクの花が、さきみだれています。
ルピナスさんは小さなおばあさんですが、むかしからおばあさんだったわけではありません。
世界中を旅行しましたし、「世の中を美しくする」ためにステキなことを思いつきました。
この絵本は一人の女性の人生の輝きを、ルピナスの花に託して、静かに語りかけてくれます。
バーバラ・クーニーは、板に水彩絵の具で描き、色えんぴつでアクセントをつけるという独特な画法で、詩情あふれる物語世界を作りあげています。6歳から。
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ルピナスさんの幼少期から今に至るまでの半生が描かれています。
幼いルピナスさんは、おじいちゃんと「世の中を美しくする」ことを約束します。
そして時は移り、幼いころのルピナスさんにそっくりな孫娘は、ルピナスさんと同じ約束をします。
ああ、人の一生ってこうしてつながっていくのでしょう。
そして「世の中を美しくする」ことを目指すって素晴らしい・・・。
そんなことをふっと考えるが決して押し付けない、とても穏やかな絵本でした。
大人の心をも魅了する絵本の世界。
これからもしばらくの間、いろいろな絵本を楽しもうと思います。
これまでいろいろな趣味を持ちましたが、読書は筋の良い趣味です。
一般書籍や絵本は何冊でも古本屋さんが引取ってくれます。
その本の面白さを他の誰かと共有することになるかもしれないってことを想像すると何だかわくわくします。
これって最低でもオールドボトル蒐集では味わえない感情です。