鬼平や竹鶴~私のお気に入り~

60代前半のオヤジがお気に入りを書いています。

お気に入りその325~ハリーポッター

2008-07-30 13:23:00 | 鬼平・竹鶴以外のお気に入り
今回のお気に入りは、ハリー・ポッターです。

今、シリーズ最終巻「ハリー・ポッターと死の秘宝」を読んでいます。
ずいぶん前に予約して届くのを楽しみにしていたのですが、届いたのは皮肉にも出張前日。
小さい本ならまだしも、あのサイズは持って行くにはちょっと無理があります。
あきらめて置いて行きました。

出張から戻り、仕事を片付けて、ようやく読み始めました。
まだ上巻の始めの方を読んでいますが、この巻はおもしろいです。
今までの巻は前半はあまりおもしろくなくいけれど後半になるにしたがいおもしろくなりました。
最終巻だから作者も力が入っているのでしょうか?
今までになく衝撃的な展開が前半から続きます。

今までは読む側にとって次の巻があるという余裕がありましたが、今回はこれですべて決着がつくという緊張感があります。
ダンブルドアって本当は・・・とか実はロングボトムが・・・などいろいろ思うところがあり、とてもこの先の展開が楽しみです。
同時に読み終わる日が来なければ良いとも思います。

それにしても世界中の老若男女とこの本の世界を共有できたことは得がたい貴重な経験でした。
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お気に入りその324~竹鶴政孝129

2008-07-26 13:53:07 | 竹鶴
今回のお気に入りは竹鶴政孝パート129、奥山儀八郎の版画です。

東京出張から帰ってきました。
蒸し暑さで体力を消耗してとても疲れました。
湿度の高い32℃とからっとした25℃では違い過ぎます。
昨日のJAL札幌便は満席。
機内は夏休みにはいった子供たちが多く見受けられました。
あの子たちには北海道のさわやかな夏を満喫してもらいたいものです。

さて今回、出張のついでに神田神保町の古本屋街を訪れました。
予定より時間がなく、初めての訪問は駆け足になってしまいましたが、収穫がありました。
写真に掲載した奥山儀八郎の版画です。

ニッカウヰスキー余市工場を描いた版画は会社がPR用に作者に制作依頼したもので一般には出回っていないと思い込んでいたので、今回販売されているのを偶然見掛け驚きました。
3作品ありましたが、全く予定していなかったので、財布と相談して写真の作品だけ購入しました。
一番好きな絵柄はポットスチルを描いたものですが、今回はありませんでした。
今度の出張の折に、再度神保町を訪れさがそうと思います。

今回の第2の収穫。
ブレンダーズバーでやっと余市1987を味わうことができました。
20年ものの余市モルトでありながらフルーティなのには驚きました。
いくつもの顔を愉しめるその味わいはさすが世界一をとったウイスキー。
とても良いものを味わうことができ、とても満足しました。


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お気に入りその323~竹鶴政孝128

2008-07-23 18:35:58 | 竹鶴
今回のお気に入りは竹鶴政孝パート128、ブレンダーズバーです。

最近多忙でブログの更新ができませんでした。
明日明後日の東京出張の準備で今日もほとんど書けません。
本当はユスラウメのジャム作りを書きたかったけれど断念しました。

暑さと湿度に慣れていない北海道人としてはこの時期の東京出張は恐怖です。
何とか所定の用件をクリアして目指すはブレンダーズバー。
この目標を達成したいものです。

さらに今回は二日目に時間的余裕があるので、神田神保町の古本屋街に寄ることが第2目標です。
ただし暑さに耐えられ、体力に余力があれば、という条件つきですが・・・。

何とか希望が叶いますように!





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お気に入りその322~竹鶴政孝127

2008-07-15 13:43:24 | 竹鶴
今回のお気に入りは竹鶴政孝パート127、ニューボトル登場です。

2008年6月、ニッカウヰスキー余市蒸溜所の限定ボトルの顔ぶれが変わりました。
シングルカスク余市12年(タイプ別3種類)が終売になり、代わってシングルモルト余市12年(タイプ別3種類)が登場しました。
早く買いに行きたかったのですがなかなか都合がつかず、先日ようやくシングルモルト余市12年のお気に入りタイプ、ピーティ&ソルティを購入してきました。
ラベルはシングルカスクのときのいかにも中身で勝負!というニッカらしいあっさりしたものから、乾燥棟のカットをあしらった多少柔らかなイメージのものにかわりました。
その晩早速味わったことはいうまでもありません。
味わった感想はというと、ちょっと円いピーティ&ソルティという仕上がりで、迫力ある味わいが好みの私にとってはちょっぴり残念でした。
また今までシングルカスク余市12年のピーティ&ソルティは樽ごとに味わいが違うということで、懐に余裕があるときはよく購入していましたが、今回シングルモルトに代わったことで味わいが一定になったことはちょっと残念です。また樽番号の表示がなくなり、違う樽番号の空瓶を並べていく楽しみもなくなりました。

ただシングルカスク余市の5年、10年、15年は今まで通り販売されているので、その中にピーティ&ソルティがあればまた購入したいと思います。
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お気に入りその321~なべパン

2008-07-14 11:03:18 | 鬼平・竹鶴以外のお気に入り
今回のお気に入りは、なべパンです。

今回紹介する「王様のパン」の「なべパン」は有名なパンなので、ご存知の方も多いでしょう。
「王様のパン」についての詳しい話は店のHPに譲るとして、このパン、とにかく大きくて美味しいんです。
写真の通り、直径26センチ、厚さ15センチという特大サイズに旨味がギュ~ッと詰まっています。
我が家では包丁で1/12に切り分けて食べています。
8種類の内、私のお気に入りはハスカップ。
栄養素うんぬんよりもあの酸味が食欲をそそります。

年に数回、宅配便で届いたなべパンを床に広げて包丁で切り分け冷凍する分をラップに包む作業は私と娘の担当です。
先日注文したら、洞爺湖サミットが終わったのでようやく到着日の指定ができるようになったとのこと。
意外なところにも影響が出ていたのですね。
到着予定日は明後日。とても楽しみです。

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お気に入りその320~ボールペン

2008-07-11 17:26:49 | 鬼平・竹鶴以外のお気に入り
今回のお気に入りは、ボールペンです。

以前、モンブランの中古ボールペンを普段使いにと手に入れました。
持ち歩きが楽な細身のジェネレーションというモデルです。
万年筆や水性ボールペンとは違いサラサラ書けるという訳ではありません。
軽く力を入れ書き始めるとインクの粘性が感じられるようなトロっとした書き味。
不思議なのはいくら書いてもボテが出ない事。高級なボールペンを使い慣れていないので、この点には驚きました。
最近は、書き続ける仕事のときは万年筆、断続的に書く仕事のときはこのボールペンという風に分けて使い、書き味を楽しんでいました。

さて先日、インクが切れ、初めてのリフィール交換に臨みました。
幸いジャイアント・リフィールは3本付いてきていました。
早速添付の説明書を開きましたが、文字による説明がほとんどありません。
仕方無く、絵を参考にしばらく悪戦苦闘。
こりゃ壊してしまいそうだと思い、近所の大手文具店へ持ち込みました。
万年筆コーナーの店員さんもかなり長い時間悪戦苦闘してくれましたが、結局お手上げ。
モンブラン専門店を紹介してくれました。
その店にはなかなか行く機会が無くこのボールペンはしばらくそのままになっていました。

先日、何とか早くもう一度使いたいと思い、再度説明書を開いてリフィール交換にチャレンジ。
説明の絵に書かれた矢印をひとつひとつ丹念にチェックすると、試していない回転が一方向あることに気付きました。
回してみると案の定、リフィールが現れ交換ができました。

何とドジなのでしょう。我ながら呆れました。
まぁとりあえずお気に入りの書き味が復活して本当に良かったです。
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お気に入りその319~竹鶴政孝126

2008-07-08 14:13:46 | 竹鶴
今回のお気に入りは竹鶴政孝パート126、リタ夫人関連本②です。

以前、竹鶴リタについて書かれた本を3冊並行して読んでいると書きましたが、ようやく全部読み終えました。
それぞれの著者が独自の取材や資料を元に竹鶴リタ、政孝そしてニッカウヰスキーを描いていておもしろかったです。

「リタの鐘が鳴る」では大日本果汁がウイスキーを造らない約束で設立されたことや、政孝が出資者たちに内緒でウイスキー造りを開始したことなど、とても信じがたい内容が書かれており衝撃を受けました。
この辺りの記述には当時これに関係した多くの人々の名前が挙げられており、取材を通して確信を持って書いているようでした。
ニッカファンとしてはいろいろ反論したい内容でしたが、こういう説があるということを知ることができて良かったです。

「望郷」ではリタや妹、母という女性たちの心情が女流小説家らしく細やかにそして見事に描かれていました。
限られた資料からあれだけイメージを膨らませることができるなんて・・・小説家という職業の凄さ、森瑤子の才能の凄さにとても感心させられました。

「リタとウイスキー」は先の2冊とは趣が異なり、伝記や物語の類ではなく、一種論文のような内容でした。
著者が日英文化交流史の研究家であり、翻訳者が大学教授ということでは仕方ないですか・・・。
さらに時系列的に書かれていないためかなり読みづらかったです。
その代わりといっては何ですが、この本では大量の資料が引用されており、その資料たちが示す真実の数々には圧倒されました。
例えばリタの父と政孝は一度も逢っていない、という事実。
政孝が渡航する前にリタの父は亡くなっているのですから間違いありません。
「ウイスキーと私」の記述はフィクションだったのか・・・ショック。

三者三様の竹鶴リタ。
こういう読み比べって初めてでしたがとてもおもしろい経験でした。
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お気に入りその318~竹鶴政孝125

2008-07-03 14:28:52 | 竹鶴
今回のお気に入りは竹鶴政孝パート125、ゴールドニッカです。

懸案だったゴールドニッカをついに味わいました。
ゴールドニッカの子孫にあたるゴールド&ゴールドやG&Gと同様のまろやか過ぎるくらいまろやかな口当たりを想像していましたがかなり違う印象でした。
キングスランドほどではないにしろ余市モルトらしさが前面に出た自分好みの味わいでした。
舌に乗せた瞬間微かに感じるアルコール臭を含め竹鶴12年に良く似ています。
少々余市モルトの配分を多くした竹鶴12年という感じですか。
ゴールドのモルトが仮に12年ものだったとすると今なら手軽に購入でる価格でしょうが、税制が違った当時はかなり高価だったはず、竹鶴政孝が手吹きボトルに入れて発売する気になったことは十分理解できます。

ちなみにゴールドニッカと宮城峡モルト、カフェグレーンの時期関係は次のようになっています。

  昭和30年  ゴールドニッカ発売開始
  昭和38年  カフェグレーン蒸溜開始
  昭和43年  G&Gの前身、ゴールド&ゴールド発売開始
  昭和44年  宮城峡蒸溜所竣工

今回味わったゴールドニッカは手吹きボトルではなく工場生産されたボトルだったので、販売期間後期の昭和40年前後の製品ではないかと思います。
時期からみて余市モルトとカフェグレーンのブレンドウイスキーだと思われます。

それにしても今回は40年も前のウイスキーを味わいながら、当時のことを想い描くなんてニッカのファンとしてたまらない贅沢をしました。(我が家族のようにファン以外の人達にとってはどうでもよいことでしょうが・・・)
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