お気に入りその1222～桜木紫乃

今回のお気に入りは、桜木紫乃です。

桜木紫乃の作品は、3年前に知人からすすめられて読みはじめ、これまで6冊読みました。
定期的に読みたくなっては買うことを繰り返してきましたが、「ブルース」が期待外れだったので少し間を開けていました。
ただしその「期待外れ」というのは、中身より出版社のコピーに対してだったのですが・・・。

今回、気を取り直して新作「裸の華」を読むことにしました。
そのきっかけになったのは、先日の新聞広告でした。
本書の出版を記念してサイン会が開かれる、という新聞広告の中に、行きつけの書店名が書かれていました。

地元の名士でありながら、ＴＶで見かける著者はいつも気さく。
そんな著者と直接言葉を交わし握手することができる良い機会です。
幸い日曜日だったので、初めてのサイン会に行ってきました。

レジで本を買い、整理券をもらい、順番を待ちました。
著者は、ショートカットの若々しいファッションで登場しました。
サイン会が始まり1時間ほどしてから番号が呼ばれ、著者の前に立ちました。
小柄な美人は、本当は疲れていたでしょうに、笑顔で「こんにちは」といいながら丁寧にサインを書いてくれました。
他の人のような長話は禁物と思い、「次の作品も楽しみにしています」とだけ声をかけると、「ありがとうございます。がんばります。」と明るく答え、柔らかく温かい小さな手で握手をしてくれました。
帰ってから冒頭の数ページを読んで本を閉じました。
続きは、リフォーム工事が完了し、ゆっくり読書できる時間ができてから読もうと思います。
その記念すべき第1号となる「裸の華」。
期待していますよ！

なお今回は根室を舞台にした「霧　ウラル」も購入しました。
そちらも楽しみです。

お気に入りその1221～鞄のいたがき

今回のお気に入りは、鞄のいたがきです。

自宅のリフォームによる仮住まいも板についてきた今日この頃・・・。
引っ越し作業による腰や肩の痛みもすっかり取れました。
ただし再来週には工事が完了し、自宅へ戻る予定。
そうなればまた引っ越しの忙しい日々が・・・。
考えるだけで恐ろしいです。

今のうちに骨休めをしようと、妻とドライブ。
行先は妻が一度行きたいと言っていた鞄のいたがき赤平本店です。

赤平観光協会のＨＰを引用します。
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北海道赤平市に本社を構える革鞄メーカー。
代表作である「鞍ショルダー」を筆頭に、ビジネスバッグ、ハンドバッグ、ショルダー鞄の他に、ステーショナリーや財布などの革小物も展開。
使うほどに愛着の沸くタンニンなめし革にとことんこだわるのが特徴。
メーカーとして製品づくりのみならず、自ら直営店で販売する体制を構築。
店舗は赤平本店、京王プラザホテル札幌店、新宿店、東京麻布十番店、京都三条店の計5店舗。
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いたがきには、砂川にあるお気に入りのファーム・レストラン「リヴィスタ」で腹ごしらえをしてから行きました。
妻は店員さん（職人さん）の丁寧な説明に気を良くしてショルダーバッグをひとつ購入していました。
お手入れ方法もしっかり伝授されたようです。
そして今度来るときは、以前から持っていたバッグも含めご持参いただければお手入れしますよ、といううれしい言葉もかけていただき、すっかりファンになったようです。

私は、というと、革のセカンドバッグを水濡れでダメにしてしまってから手入れの簡単な「サイバーコート加工＆はっ水加工」のバッグばかり使っており、今回はパスしました。

帰り道は当別のパン屋さんノルトエッセンに立ち寄り、お気に入りのいちじくパンを買い、さらに寄り道。
当別の浅野農場スマイルポークでこれまたお気に入りの生ウインナーソーセージを買ってきました。

そういえば行く道の途中「道の駅　つるぬま」の神内ファーム21で和風牛肉燻製を買いました。
晩酌の時に食べましたがバツグンに美味しかったです。
これをつまみに味わう竹鶴ピュアモルトのトゥワイスアップ。
とても贅沢な晩酌でした。

先週は毎日、午前・午後・夜と目が回る忙しさだったので、骨休めができて良かったです。
これでまた頑張ることができます。

お気に入りその1220～研修旅行

久々の更新。
今回のお気に入りは、研修旅行です。

4月からいろんな会の総会が続き、6月初旬に最後の総会が終わると、毎年恒例の研修旅行の時期。
7年目の今年は横浜研修。
初日は実に中身の濃い研修でした。
この先、それをうまく活用できるかは、自分の頑張り次第ということもあり、期待で胸が高鳴ります。

ということで勉強はここまで。
その翌日からは遊びモードに切り替え、仲間8人と楽しい観光旅行をしてきました。
まずは江の島と鎌倉。
初めての江ノ電に乗り、江の島へ。
沿線の紫陽花が想像していたのより少なくてちょっぴり残念でした。
江の島ではエスカー（屋外エスカレーター）とシーキャンドル（展望灯台）のセット券で楽々観光。
高い所が好きな私はシーキャンドルを階段で降りたのですが、苦手な人まで付いてきてヒーヒー言っていました。
だったらエレベーターで降りれば良かったのにねえ。

昼食は鎌倉山のローストビーフ。
贅沢な景色と食事、ゆったりと流れる時間。
そしてスタッフによる行き届いたサービスとユーモア溢れる話術。
まさに至福のときを過ごすことができました。

この時点で温泉ホテルに向かい、のんびりできたら最高だったのに・・・。
ここから鎌倉に戻ったのが敗因でした。
人も車もあふれかえり、なかなか前に進むことができませんでした。
おかげで大仏と鶴岡八幡宮を急ぎ足で観ることになりました。
妻からノルマをかけられていた小町通りでのショッピングの時間をようやく作りました。
ここで苦労して選んだ日本手拭3本すべてを後に気に入ってくれたことは何よりでした。

この後はようやく箱根湯本へ。
温泉ホテルでじっくり2日間の疲れを癒し、3日目を元気よくスタートしました。
この日はジャンボタクシーを夕方まで貸し切り。
箱根神社や関所、海賊船、ロープウエー、食事処、箱根駅伝コース、寄木作りなどを満喫しました。
印象的だったのは何と言っても富士山。
あのべっぴんな山を山すそ近くまで見ることができるとは・・・。
何度も何度も眺めてしまいました。
箱根ならではのものでなくて申し訳ありませんが、あれが一番でした。

こうして今年の研修旅行も充実したものになりました。
そして今から来年の研修旅行を楽しみにしています。

ちなみに写真は、左から
鎌倉の大仏の胎内、頭と肩方向の眺め
江ノ電、鎌倉駅のカエル
ロープウエイ駅から見た富士山

お気に入りその1219～ペースダウンのお知らせ

今回は番外編として、ブログ更新ペースダウンのお知らせです。

これまで週3回のペースで更新してきましたが、今後1～2か月は更新ペースをダウンせざるをえない状況です。
それは20数年住み慣れた我が家を大改修しているから。

家財道具を、そのまま置いてくるもの、梱包して地下車庫・倉庫に置くもの、仮住まいのアパートに持っていくものの3種類に分ける作業はとても疲れました。
そして引っ越し。
アパートに運び込んだ洗濯機・冷蔵庫の配置を何度か変え、そのときそのときに必要なものをさがし、足りないものを買いに行く。
他の住人に迷惑をかけないように、音のでる作業を常識的な時間帯だけにする。
心も体も疲労困憊。
改修工事が終了すると、もう一度引っ越ししなくてはなりません。
考えるだけで疲れます。
20数年前の新築時はこれほど疲れませんでした。
確かに今は仕事量が増えていることも原因でしょうが、一番はきっと若かったからでしょう。

お気に入りだった半身浴しながらの読書も、毎日の晩酌も、この期間は望めません。
逆に言うと、これまでどれだけ平穏無事で自由気ままな生活を謳歌していたかを、思い知らされました。
改修工事が終わって、家財道具を元に戻し、元のペースに戻るまでは、ときどき更新することしかできないと思います。
よろしくお願いいたします。