どうも年を取ると昔の音楽ばかり紹介したくなって困ったものです。Rickie Lee Jones はちょうど小生が渡米していた頃にデビュー曲 "Chuck E in Love" がはやっていた。独特の訛った唄いまわしで小生は当時はMick Jaggerを連想してハマってしまった。この Pop Pop という全てカバー曲のアルバムでは "Dat Dere"が彼女の特長がでていてスゴクいい。実はこの曲は茅ヶ崎に住んでいた当時に平塚にあったジャズ喫茶で笠井紀美子のライブ盤でよく聴いたので知っていた。ちなみに前からずっと欲しかったこのアルバムKimiko is here が30年の時を経て最近【期間限定特別価格限定盤】として初めてCD化された。(一時CD化されてから廃盤になったというウワサもありますが)ここまで限定されちゃうとこれはもう急いで買うしかないでしょ。
http://www.sonymusicshop.jp/detail.asp?goods=SICP000001015
ところでRickie Lee Jones ですがピアノの弾き語りもありのライブ演奏盤 My Funny Valentine での有名なソウルナンバー"渚のボードウオーク"もいい。日本で近い雰囲気の人(外見ではありませんゴメンナサイ)を探すとすると矢野顕子かな?
(追伸)
注文した Kimiko is here 届きました。今聴き直して見ると当時の客席のノリって記憶にあったよりもおとなしかったです。バックをつとめる Ceder Walton Trio も熱気意あふれる良い出来だと思います。笠井さんは圧倒的な声量や黒っぽさには欠ける分、オシャレな雰囲気・ノリで聞かせるタイプですね。当時わけのわかんないCMの元祖のようなパルコのCMにもでていました。当時は女性ジャズボーカルの一人者だったと思うのですが、再販されているものは少ないです。ちなみに限定盤全50枚のなかで日本人は彼女とナベサダの2枚だけです。
粋なオヤジ殿、何もお困りになることはないではありませんか・・・
(1)お年を召した=お元気なのだ、目出度い!
(2)昔の音楽=現時点より以前は全て過去。
パレストリーナもショパンも。
いずれにせよ良いものは良いのですし、何より、誰しも "歴史の一証人" としての役目があるわけで。 語り継ぐべきものは大いに語っていただけると有り難いのであります。
満席の大ホールでカサイ・キミコさん観たの、いつだったか・・・
ジャズも含めて音楽は好きですがどちらかというと音楽そのものをあれこれ解説・評論するよりは昔聴いた時代の自分を思い出すことが楽しみですね。
思い出されて感無量であり、感謝するもので
あります。
久しぶりにミロスラフの姿が目の前に浮かぶなどという体験は、粋なオヤジ殿の "備忘録" なくしてはあり得なかった、あれほど好きだったThe Man from UNCLE 然り、忘却の彼方に埋もれていたところを救われた思いです。
この歳にして、心の贅沢をさせていただいています。 これからもお元気で御活躍下さい。