平日の昼時に久々にオークラランドの脇にある『Spice Magic』に行ってみた。いかにも安っぽい看板が目印だ。店内にお客の姿はなく、厨房に男性三人、接客に女性一人迎えてくれた。全員インド人のようであった。店内にはなぜか場違いなグレンミラーが流れていた。店内は欧米のレストラン並みに落ち着いた暗さ。
ここはランチ・メニューもセット・メニューもない全てが単品販売の店。この店の一番人気とあった『サグチキンカレー』と『プレーンナン』を注文。カレーの辛さは4段階あるが、二番目のレベルの辛口を注文。
サグチキンはほうれん草の感じがやや抑えられたうまみというかコクのあるウマサ。ナンもパリっとした薄手でアツアツのおいしいもの。
(大き目のナンの表面にはバターが光る。)
退店するまでに若い女性のひとり客がふたりのみだったことを考えると、さすがに味はいいが、1000円位でランチセットでも設定すればもっとお昼時に近隣の学生も来て繁盛するのではないかと思ってしまった。例えば以前に小生が食べてウマイと感じたガーリック・ナンはプレーン・ナンの倍以上の580円、本日おすすめのビーフカレー(インド料理店では珍しい)は1500円以上でいずれも単品ですから。
それにしても辛口を大して辛いと感じなくなってしまったような気がする。老化現象だろうか。計1030円也。
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