粋なオヤジになりたくて

♪一日おきにリリースしています。アップされるのは約5ヶ月遅れです。♪

全国駅弁紀行 - 松山『醤油めし』

2007-10-31 | 全国駅弁グルメ
 
 非常にまれな愛媛県への出張のチャンスが巡ってきた。小生生まれて初めての愛媛です。ただ愛媛といっても松山なら松山城や道後温泉など楽しいのだが、行き先は松山から更に一時間半以上離れた伊方というところ。渋谷で7時半にエアポート・リムジンに乗って飛行機、バス、電車、自動車と乗り継いで、やっと目的地に着いたのは5時間後の12時半。これが日帰り出張だからちょっとキツイです。松山駅からは予讃線の特急で西へ45分ほど向かう。しかしこの予讃線は実は単線だ。しかも架線が引かれていない。つまりディーゼル列車というわけだ。この列車が縫うように走るのは山間の狭い谷でとても複線は無理という感じのところ。海はほとんど見えず、みかん畑の谷間の景色が続く。予想外デス。


(松山駅構内にあった名物ジャコ天とそれが食べられる隣のうどん屋の「かけはし」。大事なのれんが裏向きだぞ!)

 松山駅で買って車中でいただいたのが、一番有名で人気がある『醤油めし』730円也。これは細かい鶏肉や糸こんにゃくとお米を小豆島の濃口醤油で炊いた素朴な感じの炊き込みご飯だ。上には山菜や鶏肉が並ぶ。派手さはないがなかなかローカル色を感じさせる一品です。パッケージには伊予の方言が書かれています。


(箸袋に書かれているのは愛媛を代表する民謡の伊予節)

 伊方をよくご存知ない方のために愛媛県の形を思い出すと西の端が九州に向かって髭のように伸びているでしょう。その半島に建設された四国で唯一の原子力発電所が今回の出張先です。3つの原子炉があるが最初の炉が稼動を始めてから既に30年が経っています。


(自然の要塞のような急な海岸線沿いに建つ原発)
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 世田谷グルメ紀行 - 桜『Spic... | トップ | 愛媛日帰り弾丸出張 - 松山『... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

全国駅弁グルメ」カテゴリの最新記事