恐怖のゴキブリ軍団

 
 天敵が死ぬと、その生物は大量発生するという。巨大グモ、ベッカムが死んでからというもの、この夏の猛暑も手伝って、我が家では本当にゴキブリが大量発生してしまった。

 坊がアトピーなので、薬剤を使うことはできない。ベッカムの子グモ、ベッチビたちを見たあとなので、ホウ酸団子も、それを食べたゴキブリを食べてベッチビたちが死ぬかも知れないと思うと、使う気になれない。
 で、なんとも原始的なゴキブリホイホイなるものを幾つか台所に置いといた。

 それでも1日に5~6匹は、羽の生え揃ったゴキブリを見かける。そのたんびに掃除機でズボッと吸い込む。
 ゴキブリの何が恐ろしいかって、恐竜の時代から変わらない、あの姿! でっかくて、平べったくて、てかてか光って。触覚がビヨン、ビヨンと動いて、脚にはギザギザがついていて。見た目にはなんとも鈍そうなのに、それが物凄いスピードで、カサササササッ! と走り去るときの恐怖と言ったら!

 恐竜の時代には、あれが何万と群れをなして、空を黒く覆いながら飛んでいたという。マジ? 考えただけでも身の毛がよだつ。

 To be continued...

 画像は、ルノワール「床を掃く女」。
  ピエール=オーギュスト・ルノワール(Pierre-Auguste Renoir, 1841-1919, French)

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