チエちゃんの昭和めもりーず

 昭和40年代 少女だったあの頃の物語
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母子手帳

2008年09月23日 | チエの玉手箱
 チエちゃんの「しょうもないもの保管してるな~」シリーズとでも申しましょうか・・・

 画像は、51年前のチエちゃんの母子手帳です。へその緒もあったはずですが、それは実家にあるはずです。

 母は、時折、私を産んだ時のことを話してくれました。
出産の前日まで普通に働いていたこと。
昔は、病院で産む人は少なく、ほとんどが自宅出産だったこと。
陣痛が起こって、障子戸の桟が霞むくらいにならないと産まれないと聴いていたけれど、そんなことはなく、案外楽に産まれたこと。
その時、父は出稼ぎに出ていて、春先まで帰ってこなかったこと。
出産後、お便所に行きたかったけれど、姑に遠慮して言い出せず、産婆さんが来てくれることを心待ちにしていたこと。祖母は、自分で出産の経験がなかったので、こういうことが分からなかったらしい。


今回は、なずなすさんのひとことがヒントになりました。ありがとう。