車体の二色目、青15号を塗ろうと思っていたのだが、終日強風が吹き荒れて塗装は断念した。
この間に少しでも作業を進めようと、内装や床下のパーツの塗装準備に掛かった。
(動力車の室内パーツを外す)
動力は、クモハ73114 に組み込むことにした。
TOMIX の73系は、床下パーツがいろいろと工夫されていて、奇数向き・偶数向きのどちらにもできたりして便利だ。
運転台付きの クモハ73 を動力車とすることができるが、ヘッドライト・テールライトのユニットを組み込むことができる室内パーツが必要となる。
三枚窓の元63系が発売された当初は、中間の モハ72 が動力車であったが、その後、限定の「可部線」セットで全金改装車の クモハ73 に動力が組み込まれて、モハ72 を入れない編成での運転が可能になった。
動力部欲しさに購入したものである。
その後、富山港線セットでも クモハ73 を動力車とする編成が発売され、鶴見線セットへと引き継がれた。
(動力車からはDT13の台車枠を外しておく)
運転台のある クモハ73 の台車には、排障器を付け、カプラー側に乗務員用のステップを取り付けた。
(排障器を付けた台車・台車枠と乗務員ステップを付けたカプラー)
サハ78 の台車は、TR23 であるので、別に購入していたもの使用する。
客車の32系発売時に作られたもので、TOMIX の言う新集電方式の台車である。
サハ78400 の床下には、トイレ用の水タンクをぶら下げる。
いつものように、秋葉原の模型店で入手したGMのパーツを接着する。
サハ78400 のトイレは御殿場線での運用開始に合わせて取り付けられたもので、戦前型の車輌ではあるが、客車然とした断面が楕円に潰れたタイプではなく、円形の新しいものである。FRP製と思われるが、実物の写真を見ると殆ど黒く移っているので、今回は別塗装とせずに床下に接着してしまうことにした。
なお、他の機器の位置は製品のままであり、実物とは異なる。水タンクはよく目立つパーツなので、そこだけは取り付け位置を気にしているのだ。
(下が床板の一部を削った サハ78400 用、上は未加工で サハ78030 に使用する)
説明書では、車体のトイレ側に付けるようなイラストが掲載されているが、雑誌などに掲載された実車の写真を見ると、どうも反対側に付けられているように見える。
他の機器の取り付け位置の都合によるものかもしれないが、写真を信じて、トイレ側とは反対に取り付けることにした。
(トイレ用の水タンクを床板に接着)
すでに窓外は暗闇であるが、風は相変わらず吹き続けている。
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