気まぐれ徒然かすみ草

近藤かすみ 

京都に生きて 短歌と遊ぶ

箸先にひとつぶひとつぶ摘みたる煮豆それぞれ照る光もつ

題詠マラソン2005(81~85)

2005-10-14 00:01:02 | 題詠マラソン2005
081:洗濯
洗濯機のうちにまだらの同心円描き家族の衣服捩ぢれる

082:罠
〆切に間に合ふやうに歌を詠む詠まさるるとふくれなゐの罠

083:キャベツ
キャベツ一個食べきれぬまま味に飽く冷蔵庫に棲む罪、チョコ、キムコ

084:林
近くならボランティアにてお手伝ひいたしますのに邑書林さま

085:胸騒ぎ
メランコリィの胸騒ぎだせ歩を出せと白き錠剤処方されたり 

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ほんとは料理が好きで、ロールキャベツは得意。なべに一緒に、セロリを入れるとより好みの味になる。しかし家族が少食なので殆ど余る。近所のおすそ分けなんていうこともない。




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