気まぐれ徒然かすみ草

近藤かすみ 

京都に生きて 短歌と遊ぶ

箸先にひとつぶひとつぶ摘みたる煮豆それぞれ照る光もつ

渡辺のわたし

2004-11-11 01:32:09 | つれづれ
わたくしの代わりに生きるわたしです右手に見えてまいりますのは

このうたでわたしの言いたかったことを三十一文字であらわしなさい

牛の肉おなかいっぱい詰め込んで海原をゆく船に手を振る

(斉藤斎藤「渡辺のわたし」ブックパーク)

話題の斉藤斎藤さんの歌集から三首。
自分をそして物事を、どんどん突き放して見る目を持っている人。


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2 コメント

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こんにちは (鈴木貴彰)
2004-11-11 16:22:24
某所ではお世話になっております。



斉藤を包む斎藤さんがいる茂吉が史が典子がつつむ 近藤かすみ



「つつむ」という表現がいいですね。

鈴木一族も負けてはいられません(笑)



ちなみにかすみさんに影響されて作ったブログですが、最近車のトラブル日記のようになってしまいました。





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Unknown (かすみ)
2004-11-11 21:22:45
鈴木貴彰さん いらっしゃいませ。

以前、テレビで「佐藤君と鈴木君」というのが、それぞれ自分と同じ姓の家を訪ねて、日本縦断するという企画があったと思います。たしか。

う~ん。日本の苗字シリーズというのも、面白いかもしれません。
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