気まぐれ徒然かすみ草

近藤かすみ 

京都に生きて 短歌と遊ぶ

箸先にひとつぶひとつぶ摘みたる煮豆それぞれ照る光もつ

ブログ

2005-07-23 22:06:01 | つれづれ
ブログよりブログにうつす遊び名の賞味期限は紫陽花のなか

少年のてのひらの亀 入魂はかの放課後の理科準備室

サーバーの重き波間を漂へば水母の核にひそみゐる月

(鳴海 宥 Server 短歌研究8月号)

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定期購読している短歌研究8月号を、少しだけ読む。
毎月、少ししか読めないうちに、次の号が来てしまう。
鳴海宥さんは「未来」の人で昭和32年生まれらしい。私と共通する語彙のある歌。
短歌研究の読者と、ブログの読者にどれだけの重なりがあるのだろう。

パソコンに黄バラ鈴蘭れんげ草壁紙選りてをりをり飾る
(近藤かすみ 短歌研究詠草8月)

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