気まぐれ徒然かすみ草

近藤かすみ 

京都に生きて 短歌と遊ぶ

箸先にひとつぶひとつぶ摘みたる煮豆それぞれ照る光もつ

チョコレート

2007-02-14 21:40:45 | おいしい歌
パイナップル、グリコ、チョコレート、石段を上つて下りて日の暮れるまで

銀紙を剥がしてチョコをもうひとつ食べる ぎんがみ一枚を生む  

(近藤かすみ)

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一首目は、2005年の題詠マラソンのときに作ったうた。二首目は、去年のいまごろ短歌人に出したうた。
今日はヴァレンタインデーだけど、わが夫、息子はどこかのだれかにチョコレートをもらっているのだろうか。不二家のハート型のチョコで、ピーナッツの入ったのがけっこう好きで(しかも安くて)ときどき食べていたが今年は、もう売っていないような気がする。なんとなくさみしい。