LUNACY

cygnus' blog

外山啓介ピアノ・リサイタル[2015.11.11(thu)]

2015-11-11 23:59:07 | ピアノとクラシック
旧朝香宮邸 東京都庭園美術館コンサート2015

プログラムは、

ショパン: ノクターン第3番ロ短調op.9-2
    : バラード第3番変イ長調op.47
    : バラード第4番ヘ短調op.52
リスト: バラード第2番ロ短調

アンコールは、ショパンの遺作でした。
なお、今回は、プログラムの曲解説が、久しぶりの本人作文。


まず、庭園美術館の入り口で警備員さんが会場の割に多くてあらまぁ、と。
開場前に玄関に並んでいたら、奥の新館のトイレは開演10分前に閉鎖しますと。ふ~ん。
んで、ロビーは、関係者っぽい人も会場スタッフも(つまりファン以外)多いなぁ、と。
そうしたら、開演前に、アナウンス。皇后陛下ご臨席とのこと。うわぁ!そういうことか、と。
去年のサントリーもだったし、本当に皇后陛下がお気にいられたようです。ファンとしても光栄。
かくなるうへは、お孫さんの秋篠宮悠仁親王殿下も連れてきていただいて、ファンにしてもらいたいところです(笑)。

それで、外山くんが入場して演奏開始。
ところが、どうもギコチナイというかタドタドシく聞こえ(まく)るノクターンw。
まぁ、栄誉や名誉といったものは緊張やプレッシャーとともにあるのね、と。

バラード3番と4番では、なんとか持ち直した感じだけれど、やっぱり、どっかバラバラ感がそこかしこに出てしまっていたような気がする。。。。本人は意識していないかもだけれど。
右手と左手とペダルが噛みあい損ねちゃうというか。
ただ、やっぱり、彼は、(これも意識していないかもだけれど)3番みたいに調性が黒鍵の長音階だとスイッチが入るというかノリが上がってる気がする(笑)。
あと、3番のラストのカデンツァ、速っ!(笑)←本人そのつもりないだろうし、多分に僕の個人的な好みの問題なのだけれど。

リストのバラード2番。
ショパンのバラードもそうだったんだけれど、和音はカッチョよく鳴らせるんだけれど、動くパッセージがうまく奏でられない的なところがあったかなぁ?
ただ、右手左手を同時に拡げて展開するところは勢いがあってグワっとやるよね(笑)。

あ、あと、どの曲も、強弱のうちメゾフォルテが無い感じw。

なんか、テクニックについて定番パターンのコメントになっちゃっている気がする(汗笑)。


んで、最後に、最近は毎度のMC。
リストのバラード2番に対する思い入れについて。

アンコールも無難に弾いて、プログラム終了。

皇后陛下退場時に、至近距離(3mくらい)でお顔を拝むことができて幸せでございました。


その後、懇親会(だったらしい←あれでw)。
ロビーにて茶菓のサービス。
しばらくしてから、外山くん本人とマネージャーさん登場。
でも、ちょちょいと人(たぶん関係者)が変わりながら、本人と談話するだけ。
本人が「それじゃ、着替えなきゃないのでコレで」の一言で、ドドッと観客が押し寄せる(爆)。
一通りファンが貢ぎ物を渡して、黄色いニット着た男の子にプログラムにサインのサービスして、お開き。
というか、マネさん、段取り悪すぎ。もっと、このパーティーのような会のプログラム考えようよ。。。。


とりあえず、そんな感じでした。マル。
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