LUNACY

cygnus' blog

響きの森クラシック・シリーズ Vol.60 [指揮:アンドレア・バッティストーニ×ピアノ:外山啓介]

2017-05-20 23:17:54 | ピアノとクラシック
東京フィル

文京シビックホール 大ホール

本編はオール・チャイコフスキープログラム

チャイコフスキー/イタリア奇想曲
チャイコフスキー/ピアノ協奏曲第1番
《外山啓介アンコール》
ドビュッシー/ロマンティックなワルツ

チャイコフスキー/交響曲第5番
《アンコール》
ドヴォルザーク/スラブ舞曲第8番

バッティストーニくんと外山啓介くんと両方に興味があるのは、このブログのこのカテゴリの記事の通り(笑)。
だからまぁ、それなりには期待していました。

イタリア奇想曲って、バッティストーニがイタリア人だから、なるほどの選曲。
バッティストーニとしては、いつも通りだった感じ。
ほか、チャイコの5番も、アンコールも、やっぱり、リズムの人だなぁと思うのでありました。
チャイコのロシア的なのが、リズムで面白い料理になっている感じ。
ただ、チャイコの5番では、金管さんの音が、割れているわけではないのだけれど、もっと柔らかいのが僕好み。
また、もっと、木管楽器や、弦楽のビオラやチェロが鳴っていた方がよかったなぁ〜。
席の位置の問題かしら?

それから、外山くん。
ちょっと今日は、冴えなかったかなぁ〜というのが、正直な印象。
いや、僕は、12年?13年?のファンだからいいけれど、そうじゃない人はどうだったんだろう?
打鍵ミスが多かった感じだし、しかも、ダンパーペダル踏み込むから、アチャーみたいな(汗)。
第一楽章の主題提示部から、ちょっと不安定で、おじさんはハラハラしたのでした。
中盤もノッペリした感じが少々あって、うぐっ。
オケにかき消されて鳴ってない?みたいなところもアリ。
ただ、昔と違って、叩くことはなく細やかに弾くようになったのはいいね(←って最近いつも書いているかw)。
それと、リタルダントのかけ方・巻き方は、上手くなったなぁって思いました。

というわけで、ちょっと調子が悪かったのかな?というのが、まとめでありやす。
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