加藤陽子先生の新刊。文春文庫。
オビに「なぜ戦争は一年早くやめられなかったのか?」
テレビ放映の文字おこし。
サイパン陥落後、なぜすぐにやめられなかったのか?(1944)
から遡って、
開戦を、なぜやめられなかったのか?(1941)
そして、
日中戦争をなぜやめられなかったのか?(1937)
最後に
満州事変後、なぜ暴走を止められなかったのか(とくに熱河侵攻)(1933)
と、追いかけていく試み。
よくこれだけコンパクトにまとめられたなぁ、と。
加藤先生の一連の著作は、非常に勉強になります。
今作は、そのおさらいという感じでした。
一番衝撃だったのは、「日中戦争」の呼称は後からで、戦線布告をしていないため(アメリカからの支援取り付けのため)、当時の法規上「戦争」ではない扱いになっていたということ。
オビに「なぜ戦争は一年早くやめられなかったのか?」
テレビ放映の文字おこし。
サイパン陥落後、なぜすぐにやめられなかったのか?(1944)
から遡って、
開戦を、なぜやめられなかったのか?(1941)
そして、
日中戦争をなぜやめられなかったのか?(1937)
最後に
満州事変後、なぜ暴走を止められなかったのか(とくに熱河侵攻)(1933)
と、追いかけていく試み。
よくこれだけコンパクトにまとめられたなぁ、と。
加藤先生の一連の著作は、非常に勉強になります。
今作は、そのおさらいという感じでした。
一番衝撃だったのは、「日中戦争」の呼称は後からで、戦線布告をしていないため(アメリカからの支援取り付けのため)、当時の法規上「戦争」ではない扱いになっていたということ。