木村草太先生の、一般向け平易な解説本。
論点が整理されていて、頭の交通整理に最適。
中学の公民や、高校の現代社会の復習でもあるかな、と。
しかし。
甘い!という感じが拭えないのです。
読者が、法治主義・立憲主義を理解し擁護する人であるという前提に頼りすぎている(というかそういう人にしか届かない)気がするのです。
ここ10年、安倍政権とその背後勢力というものは、その前提を無視するあるいは破壊することが当然なわけですから。
論点が整理されていて、頭の交通整理に最適。
中学の公民や、高校の現代社会の復習でもあるかな、と。
しかし。
甘い!という感じが拭えないのです。
読者が、法治主義・立憲主義を理解し擁護する人であるという前提に頼りすぎている(というかそういう人にしか届かない)気がするのです。
ここ10年、安倍政権とその背後勢力というものは、その前提を無視するあるいは破壊することが当然なわけですから。