杜のホールはしもと(相模原市)
もう12年も外山啓介くんのコンサートやリサイタルに通い続けてしまったのか。。。
僕も齢をとるはずだわ(苦笑)。
つまり、いろいろケチつけてきてしまったけれど、それだけ、僕の好みの路線の演奏会ってことなんだろうな、と思う。
本日の演奏も、キレイな演奏でした。
昔から和音の鳴らし方は得意だったようだけど、細やかなパッセージも粗くならずに聴かせるというか、全体的に錬れている感じ。
あと、有名曲が多くて、馴染みやすかったというか、こちらが入り込みやすかったかな。
欲を言えば(前から何回も書いてしまっている気もするけれど)リズム感。ワルツのときにワルツのリズムに引き込んで欲しいかな。
多分、本人の中では、しっかりリズムはカウントされているんだと思うの。
ご本人のご尊顔がよく拝める席だったのだけれど、けっこう目をつむっているよね。
ラストのソナタ第3番は、ブレスが聞こえてきて迫力?を感じました。
~オール・ショパン・プログラム~
ワルツ第1番「華麗なる大円舞曲」
バラード第1番
ノクターン第20番「遺作」
幻想即興曲
ポロネーズ第7番「幻想」
舟歌 嬰ヘ長調
ピアノ・ソナタ第3番
<アンコール>
ワルツ第7番
(この曲だけドビュッシー)ロマンティックなワルツ