BIKEBIND自転車日記ブログ2

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ニコライ・27.5内装ギアDHバイク

2013-10-20 23:54:00 | MTB
世界で一番内装ギアを愛しているんじゃないかと思われるニコライです(笑)。このモデルは27.5ホイールを採用したDHモデルですね。

ニコライでは定番のピニオンユニットを使用しています。こんな風に精密な歯車が組み合わさって居るのを見ると、なんか、こう、燃える物がありますな!












ギヤ部本体



レバータイプシフター


グリップタイプシフター

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Pinion 2014 - Eurobike von Tobias - mehr Mountainbike-Videos




取り付け部は一見簡単そうで、微妙に複雑……。



http://dirt.mpora.com/news/eurobike-2013-product-photo-gallery-part-1.html
http://www.mtb-news.de/news/2013/10/16/roc-d´azur-2013-schnelltest-4-nicolai-ion-20-prototyp-mit-effigear-getriebe/

ニコライのプロトタイプは、これまでもさんざん内装ギアモデルを作ってきたせいかとてもすっきりとしています。完全に実用段階ですね。トラブルも少なく済むでしょうし、耐候性も高いでしょう。重量物がマスの中心に集まっているので取り回しも良いでしょう。特にこのモデルはピニオンユニットにメインピボットとチェーンラインを持ってきているので、かなりトラブルが少ないはず。これによってキックバックも打ち消して居るでしょう。さらにベルトドライブとなれば、ほぼ切れることも雑音もないでしょう。

ここまで完成度の高いモデルも少ないのではないでしょうか。

ただ唯一厳しいところもあります。それはピニオンの取り付け方法です。この微妙な形状は作り手を選びます。真四角か、溶接面だけでもシンプルにしてあげればもっとチャレンジャーを呼び込むでしょうに……。まだ内装リヤハブの方が極論すればただの○なので設計しやすいのでしょう。フレーム形状も使用方法も制限してしまうこの形は、ピニオンの最大の弱点だと私は思っています。モノ自体はかなり面白そうですから、今からでも遅くないとは思っていますけど。

あ、あとレバータイプシフターははじめてみました。ピニオンはプルプル式なので悩んだのかも知れませんが、レバー一本で動かすようです。下りではグリップシフトタイプよりレバー式の方がユーザーが多いでしょうから、良い改善点ですね。

ニコライもピニオンも順調に進歩していっているようです。




ファルコ・チタンフォールディングロードバイク

2013-10-20 21:50:00 | ロードバイク
先日取り上げたファルコなのですが、実はあの TTモデル以外にもかなりユニークなモデルがありました。

ファルコ・タイタ

個人的にはリッチー・ブレイカウェイに匹敵するくらい秀逸なアイディアだと思います。


















http://www.falcobike.com/index.php/falcobike/view_product?key=taita

個人的には似たようなことをしていました(笑)。ロードではなくMTBでですが。4バーリンケージのフルサスを輪行するとき、リンクのねじを外し、リヤ三角をフロントに持ってくる、そう、この方式でした。ほんのちょっとなんですが、フレームがホイールとほぼ同等くらいになると非常に輪行しやすいのです。BD-1にも似ていますが、リヤ三角をほぼ一直線上にまでコンパクト化できるというのは、似て非なる物と言い切って良いでしょう。

このタイタはピボットではなく、BB(386エヴォ)とエンド部の取り付け部を利用しています。そのためぱっと見ではこのバイクが折りたたみであるということは判別できないほどです。フルサイズのフォールディングバイクとしては性能も重量増も最小限に抑えられているかと。

いやあ、中国からこんな自由な発想のバイクがでてくるとは……。あそこの国の製品は玉石混淆ですけど、これは玉の方ですね。

あとはエンブレムのファルコンの目をもうちょっと穏やかにしてあげるとより良いでしょう! あれではちょっとアニメアニメ過ぎています(苦笑)。モノ的にした方が無難かと。こだわりなのかもしれませんけどね(笑)。


KCNCも楕円ギア!

2013-10-20 16:52:00 | 自転車
こりゃまた意外というかなんというか……。

とにかく楕円ギアの選択肢が増えました。


拡大


http://www.matosvelo.fr/index.php?post/2013/10/03/KCNC-se-met-aux-plateaux-ovales
7075アルミ製で53×39Tが用意されるようです。カラーが多彩なのはKCNCなら必然かと。歯数もある程度はラインナップしてくるでしょう。楕円ギアがPCDに比して大きめのものしか作れないのは形状の必然なのですが、53×39Tとうのもかなり走る人の大きさですから、一般人向けに用意するのは当たり前でしょう。コンパクトドライブ用と、シマノ4アーム用もこのご時世ですから揃えてくるんじゃないかなあと個人的には考えています。

このKCNC楕円ギアは随分楕円率が高いですね。オーシンメトリッククラスでしょうか。ローターのノーマルより遙かに上ですし、XLよりも上な感じもします。固定穴は1カ所しかないので、微調整は出来ないようです。

それでもKCNCなら、軽くてお手頃な感じで出て来てくれるでしょう。試したくてもちょっと高すぎて……、なんて人には丁度良い選択肢となるのでは?