BIKEBIND自転車日記ブログ2

BIKEBINDの自転車日記ブログの移転先。過去が消えるのも忍びないので…。

2012 レシオ

2011-09-09 23:34:00 | 自転車
このブランドはまだまだ若いメーカーです。しかし元3Tと元デダエレメンティの技術者が作った会社で、完成度はかなりなものです。






http://www.velovert.com/reportage/89/669/Matos




http://www.ratiobikedesign.com/

今までは基本的にロードバイクパーツ専門だったのですが(できて間もないですけど)、2012年からはMTBにも進出してくるようです。フレームとハンドル系をリリースしてきました。

グラフィックは……、好みが分かれるかも知れません。私は割と好きです。ハンドル、ステム、シートポストの三点セットはバイクに合わせて統一するとグッとスタイリッシュになります。ここにあるMTBの部品ではありませんが、ロード用のハンドルはアナトミックシャローしかないので、選択肢に入らない人もいるかも知れませんね。

一応日本にも入ってきているようなのですが、何やら全く知らないところ……。この時代、色々と商売のやり方がありますから、知らないところもポコポコ出てきます。

ロードバイクもフレーム、フォークから作っているので、ちょっと興味があります。



セラミックコートアルミローター

2011-09-09 23:02:00 | 自転車
これも結構前からあるんですけどね。


http://www.velovert.com/reportage/89/669/Matos
ちょっと面白い部品です。ローターにアルミを用いるというのはマグラやケーンクリークも通ってきた道です。……失敗に終わりましたが(苦笑)。スタンズも作っていましたが、いつの間にやら無くなっています。一時ワールドカップレーサーも使っていたのですが。

このローターは表面にセラミックコートを施すことで削れることを防止しています。ですが! レジンパッドオンリーです。……これが人類の限界なのでしょう(笑)。

重量的にはステンレスローターの大体半分くらいです。放熱性が高いので悪くはないはずです。

150ユーロという価格に見合うかは……、うーんんん、こういうキワモノ感は大好きですけどね(苦笑)。



MTBカセットスプロケット(154グラム)


ロードカセットスプロケット(84グラム 12~25T)


マグネシウムステム(85グラム)
http://www.ceradure.nl/cycling/home.php?cycling

この会社、元々はモーターサイクル系の軽量パーツ、主にスプロケット系統を作っているようです。それとも自転車が先でモーターサイクルやカートの部品が後なのかも……?

かなりデンジャラスな香りもしますが、面白い会社ですね。



2012 リッチー・Pチーム

2011-09-09 22:00:00 | 自転車
えー、トムおじさんがなにやら企んでいます。




http://www.velovert.com/reportage/89/672/VTT-Cross-country---Trail

26のMTBも作ってきました!

チタンモデルとかロード、シクロクロスは見ていましたし、これも先行で話題だった29erと見誤っていました。どうやらオリジナルのリッチーロジックチューブによって作られる新作のようです。

今までのPシリーズとは……、やはり違います。インテグラルヘッドでオーバーサイズ化はもちろん、特徴的なのはシートステーです。リヤエンド間近で急激に曲げが入れられています。遡ればリッチーはソフトテールとともにベンドタイプのプレクサスがありました。このPチームもインパクトがあります。リッチーはここを重視しているのでしょう。

そしてこのバイクはプレクサスとは逆向きに曲げが行われています。これはロードで人気のあるアーチシェイプデザインを取り入れつつ、後ろ三角内に納められたディスクブレーキのパワーに対向するためなのでしょう。

とてもそそられるバイクなのですが……、ヘッドチューブ周辺、特にダウンチューブとの接合部分はもう少し太くか補強が必要かなあと。ここだけハイドロフォーミングでも許します(笑)。ま、リッチーはそんなことしないでしょうけど(笑)。

大切に乗りたい一台ですね。


2012 フルクラム・ホイール

2011-09-09 09:34:00 | 自転車
フルクラムが元気です。ロードホイールももちろん良いのですが、MTBの、しかも29er用というジャンルで頭一つ抜け出そうとしています。












http://www.velovert.com/reportage/89/669/Matos



29erホイールは全部で3つ。

●レッドメタル29XL
●レッドパワー29XL
●レッドパワー29SL

です。写真は2つしかありませんけど(苦笑)。それぞれがXC用、チューブレス、オールマウンテンという感じで棲み分けが出来ています。

シマノとマヴィックが29erにあまり積極ではなく、MTBの雄、スラムもMTB用ホイールはラインナップしていません。

完組で3つ以上揃えているのはフルクラムとDTスイスだけなんですね(小さいところは除きます)。日本にはDTスイスは本当に部分的にしか入ってきていませんから、我々の選択肢はフルクラムに大きく振れざるを得ない訳です。

今のホイールはトータル設計が出来てナンボですから、完組というのはやはり強みです。手組ではアルミスポークもなかなか儘なりませんし。

26インチモデルも剛性を上げるなど手抜かりはありません。もっとMTBでも評価されて良いと思います。



DBIKES・ドロップバー用ディスクブレーキコンバーター

2011-09-09 01:19:00 | 自転車
なるほど、これは頭が良い!

既存のシステムを流用して、ロードバイクのディスク化を実現しています。さらにシクロクロスやパヴェでのレースなどで使用されるサブブレーキにもなるのですから……、いや大したモンです。






http://www.bikeradar.com/news/article/eurobike-2011-disc-brakes-for-cyclo-cross-taking-off-31633
http://www.dbikes.de/?rub=11&id=29&pg=det

私はマグラ党なんでマグラが使えるという写真を見て、一発でやられました(笑)。

これなら電動デュラでテライトシフトを使えば、フラット部分でブレーキも変速も出来てしまいます! なんてこった!

ディスクブレーキ対応のロードフレーム、シクロクロスフレーム、ホイールも急激に揃いつつあります。肝心のコンバーターは専用モデルがまだ揃っているわけではないので、このDBIKESのシステムを導入すればいち早く実現できます。

これの構造は至って簡単。ハンドルのフェルール部にMTB用ハンドルと同じ径のマウントを取り付け、そこにワイヤを引っかけてマスターシリンダーのレバーを引くというものです。どうやら加工もしなくて良いみたいです。

ホームページではフォーミュラ・R1用しか出ていませんが、似たような構造の製品・ラジアルマスタータイプなら大体使えそうです。

価格はマウントだけで200ユーロですが、悪くない製品かと。